ライフハック

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最近、朝を有効に使う時間管理術、いわゆる「モーニング・マネジメント」が注目されているようです。それでなくとも、私達はみな小学生の頃から「早寝早起きしなさい」と言われ続けてきました。

しかし、何と言われても、「早寝早起き」はなかなか難しいものです。忙しい現代人ならなおさらです。かといって、遅く寝てるのに無理矢理早起きする生活は長続きしません。

すると、まず心がけるべきは、早起きすることよりもむしろ、いかに早く寝るか、ということなのではないでしょうか。そこで、僕が最近理想としている、早く寝るための生活の工夫をご紹介します。

早寝生活3箇条

1.早く帰る

これが一番難しいかも知れませんが、仕事なら無駄を徹底的に省いて速く終わらせること。朝だらだらYahoo!ニュースやブログを見たりして過ごして、午後に仕事が終わらずに残業するなどもってのほかです。
終わったらさっさと帰りましょう。むしろ、終わってなくても帰りましょう。明日の朝、始業前にいって「前倒し残業」すればいいのですから。

2.帰ったら即、入浴する

仕事から帰ってから、入浴するのは意外と面倒なものです。「でも入らないとなー」とダラダラしつつネットやTVを見ていたら、いつの間にか12時を回っていた…。これではいけません。帰ったらまずお風呂に入って、さっぱりしてから他のことをしましょう。髪がちゃんと乾くので、寝癖も付きません。
「面倒くさいから風呂に入らない」「朝シャワー派」の人もいるでしょうが、おすすめできません。一日を過ごした体や髪には、疲れと共に沢山のほこりがついています。それを寝室という聖域に持ち込むのは、衛生面からも風水面からもいい影響はありません。
「風呂は命の洗濯」です。

3.家に帰ってからPCやTVの電源を入れない

あなたが家に帰ってから最初にする行動はなんですか。
「PCの電源を入れる」
はい、柴田乙。いますねそういう人。かく言う僕も先々月までそうでした。夜更かしの一番の原因は、テレビのダラ見や、ネットのズルズル巡回です。見なくてもいいもの、既に見たものを、なんとなくダラダラと見続けてしまうのです。朝と違って夜には無限に時間があるような気になってしまいますが、もちろん時間は有限です。ぼんやりしている間にも、どんどん睡眠時間が奪われていきます。

やりたいことは朝に回そう

でもあなたはこう思うかも知れません。
「見たいテレビがある」「ブログの更新をしなくてはいけない」
それに対する答えは簡単、テレビは録画して次の朝見ればいいし、ブログは朝に更新すればいいのです。
特にブログやネット巡回は、朝のクリアな頭なら短時間でスッキリ更新できますし、内容もポジティブなものになります。テレビは、PCで録画しておけば、倍速ソフトなどを使って凝縮TV試聴ができます。朝の頭なら、1.8倍くらいでもちゃんと見られます。

絶対時間と相対時間

絶対的な時間の長さは変わりません。朝でも夜でも、東京でもニューヨークでも、10分は10分です。しかし、相対的には、時間は長さを変えます。夜の12時半と、朝の5時では、進み方が違います。もちろん、朝の方が密度が高く、沢山のことができます。

それは何も、仕事や運動でなくても構いません。ゆっくり朝食を楽しんだり、ゲームをしたり、マンガや前の日に録画したテレビを見たりして、通勤までの3時間を過ごせばいいのです。二度寝以外のありとあらゆることが、夜よりも濃く楽しめるのです。

この習慣が身について早寝できるようになったら、次は早起き。5時起きするための6つの方法も併せてどうぞ。

(櫻木)