関東地方のあじさいの名所、鎌倉の明月院(あじさい寺)に行ってきました。
天気予報によると、週末は天気が崩れるとのことで、しっとりと降る雨の中で見る古都のあじさいは、きっと風流なものでしょう。
明月院の立て札いわく、
明月院のあじさいまめ知識
当寺のあじさいは八割から九割が
日本古来からの品種 姫あじさいです。
空や海の色のように淡い青から濃い青に
日ごとに濃くなってゆきます。
当寺では意図的に青色を中心にして
一年中手入れし心を込めて育てています。
とのことで、目の覚めるようなあじさいの色は、まるで青空をそのまま凝縮したような青色で、梅雨空の下、青い空を待ち望む人々の気分を晴らしてくれるかのようでした、という文章を考えていたのですが、今日はカンカン照りの晴天でした。しかし青空の下で見るあじさいも、それはそれできれいなものでした。
確かに寺の敷地内には丹精込めたと思しきあじさいが所狭しと咲いていて、むしろあじさいの中に寺が建っているような感さえありました。
あじさい、枯山水庭園、竹林と、初夏の新緑を満喫し、すばらしい四季のある日本に生まれついたことに感謝しつつ、帰途に着いたのでした。
(クリックで拡大)
(櫻木)
綺麗な庭ですね。
眺めているだけで心癒されそうです。
こういった素晴らしい景観を街中にも自然に取り入れて
いくことができれば、日本の社会ももっと豊かになると
思うのですが・・・
本当に綺麗な庭で、時間の経つのを忘れて見入ってしまいました。後ほど動画も投稿したいと思っていますが、たまたまウグイスがやってきており、参観客をその歌声で楽しませてくれていましたよ。
こうしたすばらしい景観を持ちながら、先進国の中で、日本ほど街中の景色が汚い国はありません…。悲しく、かつ恥ずかしいことです。無論、戦後の焼け野原の跡に立てられた、パチンコや貸金の下品な看板のせいです。