うわさのスポット、インスタントラーメンを店内で調理して食べさせてくれると言う新しいコンセプトのラーメン屋『インスタントラーメン Aikiba Noodle さくら』に行って来ました。インスタントラーメンだけでラーメン屋？ いや、なかなかにラーメン屋だった。

最初はてっきり「カップラーメン」と勘違いしていて、「湯入れるだけじゃねーか」と思っていたのだが、店内に所狭しと並べられているのは全国から集められたインスタントラーメン（袋メン）だった。

その中からひとつ選んでレジ兼調理場にもって行き、その場でトッピング（チャーシュー100円、煮卵50円など）を選ぶ。待つこと3分…よりはちょっと長いか。５～１０分待つと、見た目には本格的なラーメンが運ばれてくる。（トッピングを付けると普通に600円くらいにはなってしまうが、チキンラーメン＋卵は150円メニュー。）

調理場の様子を見ていると、トッピングにはかなりちゃんとした具を使っているし、麺はちゃんと湯切りのざるを使っていたりして、普通に調理している感じだった。

そして肝心のお味の方は、というと…。これはこれでうまかった。ちゃんとラーメンとして楽しめた。インスタントラーメンは、日本の発明魂と、全国各地の食品社の商品開発部の工夫の結晶である。それをこだわりぬいたオリジナル開発のラーメン丼で食べるのは、結構贅沢な食事なんじゃないか？ そう思わせる迫力のあるインスタントラーメン体験だった。

あと、常時400種類もの麺とスープを用意できるラーメン屋というのは、日本広しと言えどもここだけだろう。

インスタントラーメンの概念を打ち破ってくれた『アキバヌードル さくら』、星３つです！　自炊の夢が広がりんぐ。

レトルトカレー専門店はどう？

インスタントラーメンがありなら、レトルトカレー専門店もありだと思うのだがどうだろう。以前、横浜にあったカレーミュージアムでは、お土産コーナーに全国のレトルトカレーがあった。（最後の横浜カレーミュージアム！ – 朱雀式）
でもあれはあくまで陳列してあるだけで、文字通り「ミュージアム」の域を出ないので物足りなかったが、全国には200を超えるレトルトカレーがあるのである。

ご飯の種類をいくつか（軟らかめ、固め、サフランライス、タイ米、ナン）用意しておいて、具（トッピング）も普通のカレースタンドのように用意しておく。値段はトッピング無しで2～300円、トッピングで平均単価が500円と言ったところだろうか。どなたかやってみませんか？
（もし既にあったら教えてください）

（櫻木）