暑くていい天気で、夜になると風が出てきて、絶好の納涼花火日和だった。花火（ファイヤワークス）と言えば、別に日本固有のものでもないし、フロリダのディズニーランドでも、スーパーマリオの面クリ時にもあがるのに、こうして屋台から流れてくるヤキソバの匂いと呼び込みの声を聞きつつ、ビール片手に空を見上げると「日本の夏だなあ」という気分になってくるから不思議である。こうした、生まれ育った環境、幼少時に慣れ親しんだものに対する愛着が、愛郷心の元になっているのだろう。

写真は、前の方にいた浴衣カップルに勝手にこっそりモデルになってもらいました。

（櫻木）