ライフハック

20070509.jpg久しぶりのLifehacksネタです。以前、『今日から早寝できる3つの方法』というエントリーを書きましたが、これはそれと対になるネタです。

早寝できるようになったら、次は当然「早起き」したいもの。そこで今日は早起きTipsをご紹介いたします。

『生産性倍増計画:午前5時に一日を始める方法』

(『Productivity Boost: How to start your day at 5:00 AM – lifehack.org』より)

現在まで1年間以上、私は早起きです。月曜から金曜までの間、一度もスヌーズボタンを押さず、午前5時に目覚めます。決して仮眠もしませんし、一日中めったに疲れも感じません。

以下は、朝の5時に起きるための私からのアドバイスです。日の出と同時かそれより早く一日を始めることは、多くの人が夢見ることです。多くの成功者達が、早起きは成功の要因のひとつであると言っています。

早起きの人は、より生産的な朝を過ごし、より多くのことをこなし、調査によると朝寝坊の人よりもストレスが少ないそうです。
しかしながら、慣れない人にとって、「朝5時起き」というタスクにはかなりの威圧感があります。

そこでこのエントリーは、物理的にどのように5時に起きるか、そして、生産的な一日を送るために、どのような心の準備をすればいいか、を紹介する5つのTipsです。

多くの人が早起きできないのは、単にそれがルーチンになっているからです。不必要な夜更かしをしたり、繰り返し居眠りしたり、朝ギリギリまで布団の中ですごしたり…。
以下のTipsで、あなたもそんな「寝坊ルーチン」を破ることができるはずです。

1.目覚まし時計を移動させる

目覚まし時計がベッドに近過ぎるのは、早起きに失敗するナンバーワンの理由です。 もし目覚ましの位置が、ベッドから手の届く位置にあったり、ベッドから出ないでもオフにすることが出来るなら、あなたは早起き難易度を不必要に上げています。

私も早起きになる前には、ほぼ無意識のうちに目覚ましを止めていることが何度もありました。目覚ましの位置はベッドから完全に出なくては止められないように、十分に離しておくことをおすすめします。
私の場合は、浴室に目覚まし時計を置いています。住環境によっては難しいかもしれませんが、ともかく私は携帯電話をアラームトイレに行って、シャワーを浴びるのが、毎日の最初の日課なので、これはとても合理的です。浴室に目覚まし時計を置くと、私の朝の始まりは能率化されます。

2.スヌーズを廃棄する

最近の目覚まし時計についているスヌーズ機能(○分後にもう一度鳴る機能)は、建設的な役割を全く果たしません。「ゆっくり起こしてくれるから」なんていう自分への言い訳にしないでください。私は、スヌーズボタンのない目覚ましを買うことを勧めます。
もしそういう目覚ましを見つけることができないなら、そのスヌーズボタンが何分後に鳴るものかを決して知ることがないよう、説明書を決して読まないことです。それが10分間か60分間かどうかを知らないのは、その機能を使わせない抑止力に十分でしょう。

3.ブザーを変える

明けても暮れても同じブザーを使用するなら、あなたは音に慣れ始めます。目覚まし時計はゆっくりと役に立たなくなっていくことでしょう。 最近の目覚まし時計ならほとんどは、例えば曜日ごとに異なったブザーを設定することができるでしょう。 頻繁にブザーを変えると、早起きの継続はだいぶ楽になります。

4.パズルを作る

二度寝しないで目覚めることがどうしてもできないなら、自分のためにパズルを作ってみてください。これは何もロケット工学のような複雑なものを要しません。解けるまでの間、アラームが長く鳴れば鳴るほど、完全に目が醒めるでしょう。
例えば目覚ましを流し台の下に置く、ベッドの下に置くなどして取り出しにくくする。
または組み合わせ鍵のかかった箱にアラームを入れてみてください、そして、アラームをオフにするためにはそれを解かなくては鳴らない。煩わしいのですが、非常に効果的です!

5.ルーチンに組み込む

散発的に5時起きするよりも、月曜日から金曜日の間、毎朝5時に起きるのははるかに簡単です。私は、毎日同じ時間にアラームを設定することを勧めます。それと同時に、毎晩、ほぼ同じ時間に寝るのは、生産的な朝のための重要な要素です。
自分にとってどのくらいの睡眠が必要か、翌日に疲労感がない睡眠時間を学んでください。ちなみにほとんどの人は7~8時間を必要とし、何割かの人は4~6時間になんとかやっていくことができるそうです。

6.理由を持つ

朝起きる特定の理由を必ず持ってください。 特に理由もなく午前5時に起きることは、例えば朝ジョギングをするとか、何かの料金を払うとか、仕事に早く行くとかのために起きるよりも、はるかに難しいことです。
私は、あなたが朝、自分のためにしたい何かを見つけることを勧めます。

あなたが自分にとって、何かおもしろいことをするために起きるのなら、早起きははるかに簡単になるでしょう。だって、例えばどこかにバケーションに来ているとしてみましょう。そしたらあなたは、どれだけ早起きでも全く問題ないはずです。

私の毎朝の目標は、自分で何か面白いことをすることによって、そんな刺激をもたらすことなのです。

前述のように、私は非常に長い時間これらのTipsを使用しています。 早起きの世界に加わるのは、良い決断です。私は自分が朝寝坊だったときに比べて、ストレスも少ないし、生産的で、幸せになりました。
もしあなたもこのTipsを実行するなら、あなたもまた早起きの人になれることでしょう。
何か、ここで言及されていなかったり、あなたにとって「これがベスト!」という早起きのための方法があれば、コメント欄で教えてください。

という「早起きの方法」ですが、でもこうして目覚ましに工夫したりしなければ起きられないというのは、そもそも「無理して早起きしている」、つまり睡眠が足りていないということです。遅く寝ているのに無理して早起きだけしても続きませんし、体をこわしてしまいます。そこでむしろ、早起きより重要なのは早寝だと思うのです。

今日から早寝できる3つの方法』と併せて実行すれば、あなたも今日から“early-riser”の仲間入りです。多分。

(櫻木)