コラム

睡眠は、大事である。すべての動物にとって睡眠は大事だ。適切な睡眠時間については諸説あるし、人によって差があるだろうけど、僕は一日に7時間以上は寝ないと調子が出ない。

が、最近は5時間を切る日が少なくない。それでも最近は風邪も引かないし、割と元気でやっているなあ、と思っていたら、こんなブログ記事を見かけた。

耳栓とアイマスクで短くしましょう

さっそく結論を書いてしまうと、耳栓とアイマスクをしながら眠ると、睡眠時間は短くなります。3時間くらいの睡眠で、仕事に行っても普通に働くことが出来る。

耳栓とアイマスクをしながら眠ると、なんで睡眠時間は短くなるのか? どういう理屈かをきちんと説明すると長くなるので、モノスゲー短く説明すると、音や光の環境を太古の状態に近付けるっていう感じです。人間ていうのは、明るくてウルセーよりも、暗くて静かなほうが安眠出来る生き物なのですね。

睡眠をすごく大雑把に説明すると、身体と脳を休めるための行動です。つまりそれに適した状態にすれば、自然に睡眠時間も短かくなるわけです。

本当に睡眠時間を短くする方法 – ノッフ!

睡眠の質

確かに、睡眠には「質」がある。同じ時間床についていても、何度も寸断される眠りと、一瞬で朝にワープしたかのような熟睡では、おのずとその休息効果の度合いも違ってくるはずだ。

睡眠時間は短くしたくないけど、確かに耳栓を使うと熟睡できるので、どうやら睡眠の環境と質との間には相関関係がありそうだ。以前にも書いたのだが、僕の越してきた部屋は1階にあり、夜中に外を歩く人の足音や話し声、新聞配達のバイクの音、猫のケンカなどがうるさく、かなり頻繁に睡眠が中断された。

アイマスクをして寝ることの是非

そこで導入したのが耳栓睡眠法だが、アイマスクはしない方がいいと思う。というのも、人間の生体リズムは太陽の運行にしたがって活動するようにできているため、明るくなってくると自然と目が覚める。朝の太陽光で、ずれ続ける体内時計がリセットされ、また夜に眠くなるようなタイマーがセットされるのだ。

(元記事は、だからこそアイマスクを推奨しているんだろうけど、通常の時間帯に生活できるならばしないほうがいいと思う。最近読んだある本によると、目覚まし時計は睡眠から無理やり覚醒させるため、脳に良くないそうだ。)

この耳栓がおすすめ

耳栓は、当初は僕もイヤーウィスパー・サイレンシアを使っていた。しかしこの黄色い耳栓、すぐダメになるんである。どうやら耳内の環境に原因があるようで、僕のような湿性耳垢の人間は、この耳栓は1週間以内にダメになる。2セットで500円の耳栓が数日で機能しなくなるというのは、結構つらい。

そこでコストのみを考えて買ってみたのが、ダイソーの100円耳栓。しかしなぜかメイド・イン・USAのこのオレンジの耳栓は、1ヶ月以上もつ。しかも遮音性も悪くない。

乾性耳垢の人はどちらでも手に入る方を、湿性耳垢の人にはダイソー耳栓をおすすめします。


・湿性・乾性の意味がわからなかった人へ
人類には、耳垢の乾燥したパラパラタイプの人と、湿った油性タイプの人と2種類存在します。湿性の人間は、日本人では16%程度、白人や黒人では90%以上とされています。英語で耳垢のことを「イヤー・ワックス」と言いますが、湿性耳垢は確かにワックスのような感じです。
ちなみに最新の研究によれば、実は「乾性耳垢」というものは存在せず、この体質の人は先天的に耳垢が出ない体質であり、彼らが耳垢だと思っているものは実は耳壁の皮や外部の埃などだそうです。

耳垢 – Wikipedia

(櫻木)