国際関係

胡錦濤に対して、チベット問題で何か言うつもりはあるか、との質問に答えて福田首相いわく。

日中関係を、どうやってこれから良い面をお互いに見つけて、そしてそれを伸ばしていくかの観点でおつきあいしていくということができるかどうかということが非常に大事だ。だから、そういう観点から、互いを非難するとかそういう関係ではない、もう少し前向きなかたちでこの関係を続けていくにはどうするかということは、お互いの首脳同士がよく考えているところだと思う

 どんなにうまくいっていても問題はある。仲のいい、そしてまた非常に、例えば、夫婦だって仲良くなければいかんのだけどね、しかし、いろいろ問題ありますよね。朝から晩までというときもあるかもしれないが(福田氏ここで自分で笑う)、そういうような一体でなきゃいかんという関係だって、そんな問題があるんだから、だから国が違えば意見が食い違うのはあって当然だ。

 そして相手が、もし日本が間違っていることをしているというときには、例えば中国は日本ちょっと間違っているよと言ってくれるぐらいの関係、逆に日本が中国に対して、中国はこうしたらいいんじゃないのというようなことが言えるぐらいな関係ができれば最高だ。
 夫婦関係もなかなかそこまで言えなくて苦労しているところだが(会場笑)、そういう関係をつくるために、私はチベットの問題についても、率直な意見交換がもし必要ならばの話だが、必要ならば、そういうことを率直に言い合えるような関係にするべく努力をしてまいりたい

阿比留瑠比さんの「国を憂い、われとわが身を甘やかすの記」:イザ!

気が触れているとしか言いようがない。いつからここは「中華人民共和国・日本自治州」になったんでしょうか。そして日本と支那が夫婦…? しかもまるで韓国のような男尊女卑の家庭ですねこりゃ。

支那「日本は間違っている!」
日本「中国はこうしたらいいんじゃないの…?」

こんな関係が「最高」ですか。「良い面をお互いに見つける努力」なんてのも、一方的にこちらが苦労するだけなのでごめんこうむりたいところです。

長々と婉曲表現や下種なたとえ話を使って持って回った答弁になっていますが、とにかくハッキリ分かったのは、「福田首相は何が何でも胡錦濤に訪日してほしいと思っている」「チベット問題や毒ギョウザ問題で何か意見をするつもりは全くない」という2点のみ。五輪ボイコットなんざ夢のまた夢ですね。

福田総理は「中国恋し」で完全に盲目になってしまっているようですが、ここへ来ての支持率の急落は、全体的なリーダーシップの欠如もさることながら、誰も中共なんかと国を挙げて仲良くしたいなんて思っていないと言うことだと思うんですが、分からないんだろうなぁ。

だれか、早く首相の座を交替してください。ひょっとして、本当にキムタクがやったほうがまだマシなんじゃなかろうか。

(櫻木)