国際関係

案の定というか期待通りというか、やっぱり四川では支援物資の横流しがあるようですね。

四川大地震の支援食料配給で不正 陝西省

 20日付の中国紙、新京報によると、四川大地震の被災地、陝西省漢中市西郷県で食料担当の幹部が業者と結託して被災者への支援食料を規定量より少なく配給していたなどとして当局の取り調べを受けた。

 インターネット上で、配給された食料はかびが生えた粗悪品である上、量が少ないと住民が告発。当局が調べたところ、10キロ表示の袋に9キロ程度しか入っていなかったという。(共同)
「四川大地震の支援食料配給で不正 陝西省」事件です‐災害ニュース:イザ!

僕が支那への寄付をしないのは、少なからぬ量がこうして闇へ消えていき、中共の悪徳役人や商人を肥え太らせるだけというのを知っているからです。可哀想なのは四川のチベット民族などの一般民衆ですね。

支那大陸というのは4000年の昔から利権・賄賂天国で、その因習から少しでも離れられたのは歴史上に一瞬だけ存在した満州帝国くらいものでしょう。

それでも、「10キロ表示の袋に9キロしか入っていなかった」というのは、要するに10%しかくすねなかったわけで、99%をいただいてしまった陝西省の役人よりも欲がないというか、慎重なところには好感が持てますね。

被災支援金の99%流用 中国陝西省

中国陝西省で2年前に発生した洪水被害で、中央政府が被災農民の支援費用として拠出した約5900万元(約8億4400万円)のうち、地方当局が99%以上を流用、被災民が受け取ったのは約50万元(約710万円)にすぎないことが13日までに明らかになった。
2006/01/13 08:54 【共同通信】
被災支援金の99%流用

日本もアメリカも、「中国人はみんないい人!」という気持ちの悪い幻想は捨てて、かといって差別するでもなく、フラットに「こういう民族性である」というのを念頭に置いて付き合うべきだと思います。実にやっかいな隣国を持ったものです。


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