毎日新聞猥猥

2004年、日本がアメリカの報告書で唐突に「人身売買国家として監視対象にする」と名指しされたことを覚えている人も多いと思う。しかしあのニュースを聞いたときから、どうも腑に落ちなかった。日本が、人身売買…?

日本(第2階層監視リスト)

 日本は、アジア、中南米、および東ヨーロッパから、強制労働や性的搾取のために売買される女性や子供の目的国となっている。また、アジアおよび中南米の男性が、犯罪、労働、性的搾取などのために日本へ密入国させられるケースもある。日本における人身売買は大きな問題であり、国際的に活動をする日本の組織犯罪集団(ヤクザ)が関与している。日本政府は、国内におけるこの深刻な人権犯罪に取り組むために人的資源や資金を十分に活用し始めなければならない。
2004年人身売買報告書(抜粋)

アジア、中南米、東ヨーロッパから、強制労働野性的搾取のために女子供を売買…? しかも「第2階層リスト」というのは下から二番目で、先進国中でアメリカがこんな扱いをしたのは後にも先にも日本だけという。日本にとってこの上ない侮辱だ。日本が、人身売買国家…?

何か、うまくは言えないけど、アメリカがとてつもない勘違いをしていることは分かる。しかし、なんでそんなことになったのかが分からない。あれからずっともやもやした気持ちを抱えていましたが、ようやく答えが分かった。

例の毎日変態新聞が、2003年に世界に向けて発信していたのだ。


その記事がこれである。

Sex, rape & slaves inserted in sick holiday menu

訳してみよう。

「セックス、レイプ&奴隷が、病的なホリデー・メニューに加えられる」

『特冊新鮮組』によると、多くの日本人がセックス、レイプ、奴隷制度のための野蛮なアンダーグラウンドツアーで海外を訪れている

ベトナムには、普通の売春に飽きた日本人のために、レイプのブローカーがいつもいる。彼らは日本人に襲わせるように、路上で女性を引きずり回している。

エクアドルでは、日本人がジャングルに放たれた少年をライフルで撃つツアーがある。今までおよそ10名ほどの日本人が参加したが、うまく命中させられたのは3人だけだったが、致命傷には至らなかったという。

日本人はヨーロッパでもアンダーグラウンドの世界に進出している。ベラルーシでは毎月のように不愉快な奴隷オークションが開かれ、世界中から人々が集まっている。
「俺はいわゆるブローカーだ。俺の仕事は、人間を(ベラルーシで)買って、世界中にそいつらを販売することだ。
買っていくのは、ご想像のとおり、医者や政治家のたぐいだよ。
ベラルーシには地下奴隷制度の会社があるんだ。 そいつらは貧乏な村で毎月セリ市を開催する。
若い男や女、子ども、おっさんまで競売にかけられる」と匿名の男が特冊新鮮組に語った。

「ベラルーシの女は美人が多い。あんたの想像もつかない高値で売れる。基本的に若いほど注文価格も高い。そのぶん長いこと楽しめるからさ。だろ?」

何世紀もの間奴隷制度に苦しめられてきた大陸アフリカは今日に至ってさえ、忌まわしい取引によって荒らされ続けている。
「近頃のお客さんたちは何か珍しいものを求めているんだよね。東欧や南米にはもうそれほど魅力がない。
だから、黒人女性を手に入れようと思ったんだ。知っているコーディネーターが、アフリカの奴隷オークションのことを教えてくれて、参加する気があるか聞かれた。そのコーディネーターの仕事は外国人女性を日本に連れて来ることで、またオークションに行くつもりだと。面白そうだと思ったので、同行することにしたんだ」大阪の売春宿の経営者は、『特冊新鮮組』にそう語った。

「開催地はケニア。若い男女が10人以上も、商品のように目の前に並べられた。俺はいったいこの連中は何者や?と聞いてみると、みんな借金を背負ってる奴らだって言われた。
俺はただ起こることを見ていただけで結局はから手で戻ってきたが、日本のこういう奴隷を使っているセックスビジネスのことは聞いたことがある。これが表に出たりしたら、とんでもない大問題になるよ」
2003年7月5日配信 毎日新聞 WaiWai

以上、毎日新聞英語版より。

…一体、何なのだこれは?
毎日新聞には怒らせられっぱなしですが、これも本当に非道い。こんなものを「毎日新聞」として英語で発信し、世界中の人から日本人への怒りと軽蔑を買うように仕向けていたのだ!(英文で読む人は「Tokusatsu Shinsengumi」が何を意味する文字列か分からない)

この話題が転載されている海外のとあるフォーラムでは、日本に対する批判の声を見ることができる。

ヴェロア 「恐ろしい…。」
イン・チェン 「こんな悲しい世界に私達は生きてるんだね」
コトブキ・デュード 「俺もブラジルでこういうツアーに参加したことあるぜ」
イン・チェン 「これは本当にうんざりする。どうして日本人はこんなに残酷なのか?」
tt2xr 「多少は割り引いて受け取ったほうがいいと思うけどね…」
forum.japantoday.com – View topic – Sex, rape & slaves inserted in sick holiday menu

こんな調子で、こうした人目を引く記事が、世界中のブログで、掲示板でどれだけ「日本の新聞の報道」として引用されたかは見当もつかない。

それはおそらく、アメリカの国務省の担当者の知るところになるくらいの早さと深度で拡散したのではなかろうか。
また、既にこの記事はエクアドルのゴシップ紙に引用されているという情報もある。中南米に赴任してがんばっている日本人とその家族に危害が及ぶ可能性すらある。
ただでさえ中南米では治安の悪い地域も多く、特に日本人は身代金目的の誘拐や強盗事件の対象になることが多いというのに、こんな情報が流通したらどうなるか。

毎日変態新聞はこの“外交問題”について、どう責任を取るつもりなのだろうか。少なくとも、社長の10%減棒が何の解決にもならないことだけは間違いない。

…ちなみに日本は、相変わらずアメリカの「年次報告書」で指摘され続けている。

だが、報告書は日本について「人身売買の犠牲者の保護措置が不十分なうえ、犯罪者の処罰など法執行に改善が見られない」と指摘。
人身売買:日本に改善促す…米年次報告書 – 毎日jp(毎日新聞)

↑…と報道する毎日新聞。ふざけてますね。

(櫻木)