政治

民主党の石井副代表が、予算委員会でカルト公明党の問題を厳しく追及した。しかしこれに対する麻生総理の答弁がまた、いちじるしく精彩を欠いたものだった。
一体、この総理は本当に大丈夫なのだろうか。

民主党の石井一副代表は15日、参院予算委員会での質問で、公明党とその支持母体の創価学会の関係を追及し、「政治と宗教」に関する集中審議の開催を要求した。

石井「創価学会の宗教施設が全国で約1000カ所あり、選挙になると宗教活動は停止し、24時間体制の選挙マシンと化す。宗教と政治と選挙運動が一体だ
麻生「選挙で推薦をいただいていないので、公明党の選挙運動に詳しくない」

石井「自民党は公明党の票がなかったら政権を維持できない。公明党の言いなり。何でもありだ」
麻生「連立与党を組んで10年になるが、連絡が密になるのは当然だ」

石井「票と金の力で政権やマスコミにも影響を出す異常な事態だ」
麻生「公明党と学会の関係を詳しく知らない

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連立政権など運営しておきながら、言うに事欠いて「公明党の選挙運動には詳しくない」とはなにごとか。何かと発言が「失言」ともてはやされる麻生総理だが、これこそ本当の失言ではないか。

たとえ総理が「詳しくな」くても、公明党=創価教団の異常な選挙活動は、今や誰でも知っている。

世論の支持率では10%にも満たない飛沫政党が、信者の圧倒的な運動と投票率に支えられて、国政を担うまでにのさばっている現状も、誰もが危機感を持って認識している。

このまま公明党の問題を追及され続ければ、自行連立政権の屋台骨自体も揺らぎかねない。

麻生総理は、もともと公明党とのパイプが太いことを「強み」としていた。しかしそれはたやすく「弱点」にも裏返る、危ういファクターだ。

今こそ公明党=創価学会という、朝鮮系カルト勢力を国政から駆逐して、本当に日本と日本人の役に立つ政治を、汎アジア、グローバルな国際社会に貢献できる政治を期待したい。

それをやるには今しかないし、それができなければ自民は公明と共倒れで民主にやられる。そうなったら日本は終わる。

麻生総理よ、公明党を切れ! 次の総選挙で自民党が勝ち残るにはそれしかない。

(櫻木)