コメント欄でご紹介いただいたものですが、Yahoo!ニュースで現在『航空幕僚長の論文発表は問題あり?』と題するアンケートが行なわれています。
Yahoo!ニュース – 意識調査 – 航空幕僚長の論文発表は問題あり?
現在までの途中経過を見る限り、「とても問題あり」派と「まったく問題はない」派とが拮抗していますが、「まったく問題はない」派が優勢です。
TVや新聞などのマスメディアでは、「とんでもない暴言・暴論」という扱い一色で、おそらく新聞の投書欄、TVの街頭インタビュー等でもそういった声が拾い集められているのではないかと思いますが、2ちゃん、mixi、はてななどネット世論を見る限り、意外と田母神論文擁護派も多いように感じました。
また、「時期や地位上は適切でなかったが、内容は理解・支持する」という声も存外多く、時勢はやはり変わりつつある、との思いを強くしました。
この田母神論文事件が、未だにWGIP(War Guilt Information Program)の呪縛にがんじがらめになっている日本の政治・言論空間を崩すきっかけになれば、と思います。 日本の戦後はまだ終わっていません。
(櫻木)
田母神前航空幕僚長の不用意な情報発信は危機管理意識の死角から
田母神俊雄・前航空幕僚長の「論文」と「更迭」の問題です。
最初ニュースを聞いた時は、
「我が国が侵略国家だったなどというのは正に濡れ衣である」
というのは言いすぎだけど他…
当初、私も朱雀さんと同様に感じていました。このアンケートでは「ほとんど問題ない」に一票を入れています。まったく問題ないにしなかったのは満州国だけは侵略だと考えており、他はかなりうなづける意見だと思ったからです。
しかし、次の記事を見て考え方が変わりました。
http://business.nikkeibp.co.jp/article/manage/20081104/176177/
これは田母神氏の主張が正しいかどうかと言う問題ではなく、弛みきった軍紀こそ最大の問題だという事です。軍人たるもの上官の命令には絶対服従、それが間違っていると思っても絶対服従するのが義務、それが出来なければ軍人の資格はないという事でしょう。
私は元航空自衛官で、田母神空将時代にも何度かお姿を拝見しました(私は雑魚でしたので、遠目で)
発言は問題ないですし、現場でも更迭はおかしいとも声が多数でした。
>>go-ichi さん
法律上色々と制約がありますので、自衛隊には命令無視してでも国を守るって人も多いんですよ。
年配の高級幹部に多いです。