コラム

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           ____        ) 『 風邪とインフルエンザってどう違うの?』っと、
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    /::::::─三三─\            リアルな話すると38℃以上熱が出たらインフルエンザ
  /:::::::: ( ○)三(○)\          悪寒、神経痛、関節痛がある
  |::::::::::::::::::::(__人__)::::  |  _____ 鼻水は治りはじめに出る
   \:::::::::   |r┬-|  ,/ .| |        それからのどが充血して扁桃腺がヤバイ
   ノ::::::::   `ー’´  \ | |        病院にいかないとヤバイ

先月末、どうも非道い風邪を引いて寝込んでしまったなあ、と思っていたら、どうやら風邪じゃなくてインフルエンザだったらしいです。

今手元に、リクルート健保組合が発行している『けんぽっぽ』という機関紙があるんですが、それによると…。

インフルエンザと風邪、どう違うの?

インフルエンザ 風邪
主な症状 発熱・悪寒・頭痛・筋肉痛・関節痛 鼻水・鼻づまり・鼻咽喉の乾燥・くしゃみ・咳
悪寒 強い 軽度、極めて短期
発熱(期間) 38℃~40℃(3~4日間) なし・もしくは微熱
全身痛・筋肉痛・関節痛 強い あまりない
倦怠感 強い あまりない
鼻水・鼻づまり 治りはじめが著しい かかりはじめから著しい
のど 充血・特に扁桃の膨張 やや充血
結膜(目の粘膜) 充血 咽頭結膜熱(プール熱)では特にひどく充血
合併症 気管支炎・インフルエンザ肺炎・細菌性脳炎・脳症・心筋炎 まれ
病原 インフルエンザウィルスA型・B型・C型 ライノウイルス アデノウイルス コロナウイルス
RSウイルス パラインフルエンザウイルス …200種類以上!
ワクチン(予防接種) あり なし

いやあ、これによると僕の症状はことごとくインフルエンザのそれに当てはまっていました。これでよく合併症を起こしたり、看病してくれたひとに伝染したりしなかったものだなぁと、今さら胸をなでおろしています。

風邪とインフルエンザの予防法

予防法は、風邪もインフルエンザも共に

  • 十分な睡眠
  • バランスの良い食事
  • 人ごみではマスク
  • 手洗い、うがい

などです。ただし、かかってしまったら、インフルエンザの場合はなるべく早く医療機関にかかることをおすすめします、とのことです。(桜木はひたすら寝て治しました)

いよいよ冬も本番ですが、皆さん健康には十分お気をつけください。

ここまで書いてから見たんだけど、このリンクがなかなか面白かった。医者の側が風邪とその治療についてどう考えているかの一端がよくわかる。
内科医が風邪について書く

基本的に風邪ひきさんで混んでる病院に行くと、体弱ってるところに新たな風邪をもらうことになるからお勧めしない。風邪ひいたら2-3日は熱が出るものだが、少しずつでも良くなってる気配があるなら一安心だ。例えば、一日の最高体温が、昨日は38.5℃だったが、今日は37.8℃までだった、など。自覚的な体の軽さが一番の目安。

とかは「なるほどねー」という感じなんだけど、ちょっとひっかかったのはこれ。

あと解熱剤。熱出てるとつらいけど、下がると少しは楽になる。多用すると胃を痛めるが、2-3日なら大きな影響はないと思う。銘柄は何でも良いが、成分が「アセトアミノフェン」のものは、胃にやさしく安全、効果はいまいち(小児の座薬はアセトアミノフェン)。

子供が脳をやられちゃうくらいに高熱になったらヤバいけど、通常の風邪で解熱剤はいらないんじゃないですか? そりゃつらいけど、風邪の働きを抑えつつ免疫の働きを強化する為に体内の熱があがるので、熱を下げれば治りが遅くなる。

その次の、風邪薬についての説明はその通りなんだろうな、と思う。

市販の風邪薬は、正直好きなのを使ってくれ。風邪は薬が治すんじゃなくて、自分の免疫力が治すもの。病院でもらう薬は効く気がするかも知れんが、理由があるとしたら市販薬より有効成分が若干多いという点と、症状に合わせてピンポイントに処方する点で、それ以上でも以下でもない。抗生剤は普通は要らない(2-3日の風邪にはとりあえず不要。書くと長いし面倒だから「風邪に抗生剤」とかでググれ)。

(櫻木)