食事

今年も梅仕事の季節がやって参りました。というかちょっと出遅れ感もありますが、まだスーパーでも青梅が手に入ります。今週中にやってしまいましょう、今年の梅酒製作。

今年は蜂蜜梅酒にしようと思ったんですが、使う酒を何にしようかちょっと悩みました。蜂蜜を甘みに使う場合、氷砂糖よりも水分が多いため、全体的な度数が下がります。そのため、使用する酒には40度は欲しいところ。

ところが、市販の焼酎となると大体25度程度に加水して薄めてあるので、いまいち向かないんですね。(35度のものなら普通の梅酒にはいいでしょう。ホワイトリカーも梅酒用途で有名な「麦焼酎 天盃 梅酒用」も、度数は35度です)

僕は梅酒造りにもホワイトリカー(甲類)よりも本格焼酎(乙類)のほうが美味しいと思っているので、梅酒用に「本格焼酎で度数が40度のもの」という条件で探してみました。

度数が40度以上の本格焼酎リスト

(量は全て1.8リットル)

(焙煎麦焼酎)こふくろう – 40度 2,153円
焙煎大麦を醗酵・蒸留しているため香ばしい香りが特徴。

(芋焼酎)蔵純粋 – 約40度 2,860円
力強い個性と香味のある原酒。度数はまちまちなのでラベルに手書きで。

(麦焼酎)天の川 – 40度 2,930円
麦焼酎発祥の地、壱岐の島の麦焼酎。重厚な麦の香りとまろやかな甘み。

(米焼酎)文蔵 – 40度 2,980円
(米焼酎)文蔵 – 40度 古酒 3,580円
古酒のほうは5年間の熟成を経た原酒。まろやかな口当たりと香り。常圧蒸留ならではの深いコク。

(泡盛・古酒)菊の露 – 40度 2,992円
5年物の古酒。宮古島では1.2位を争う人気銘柄。

(黒糖焼酎)龍宮 – 40度 3,515円
黒麹ならではのキレ、ラム酒のような香りとコク。まろやかな仕上がり。

というわけで今年は米焼酎『文蔵』でいってみることにしました。

と、その前に、「去年漬けたラム梅酒とウィスキー梅酒はどうなったのか」についても振り返らなくてはなりませんね。

(櫻木)