惜しい人を失った。
今では故人となってしまった中川氏は、本当に国を思い、日本と日本人のために働いてきた保守派(日本を守る)の政治家だった。
まだ56歳の若さだが、氏は財務・金融相、農水相、経産相、党政調会長などを歴任し、そのいずれのポストでも活躍した。
農水相時代にはポジティブリストを導入して中国の毒食品の防波堤を作り、財務相としてはIMFへの資金拠出で、国際金融の安定に貢献すると同時に日本の貸し倒れ損を防いだ。政調会長時代には、人権擁護法案や親中派議員、日教組などの反日組織に抵抗し、拉致問題や対馬問題などにも積極的に取り組んできた。若手議員を中心とした「真・保守政策研究会」のとりまとめを行ったのも故・中川氏だった。靖國神社にも毎年参拝を続けていた。
この功績と、国思う氏の姿勢からすれば、きっと次代の自民党を担い、自民党が政権与党になった暁には総理になる器だった。
「いつか父を超えたい」と、57歳で死去した父の意志を継ぎ、その父より1歳早く亡くなった氏の無念はいかばかりか。
我々は本当に惜しい人を失った。心よりご冥福をお祈り申し上げる。
それにしても。
この麻生前総理との2ショット。仲が良すぎて、切ない…。。
(櫻木)
保守低迷の今日、中川氏の訃報はまさに青天の霹靂でした。その報を目にした時、一瞬思考がストップし、何かの間違えであって欲しい、時間が戻って欲しいと切実に感じました。
この国の行く末を考えると悲しみはジワジワと深まり、このブログにアップされた麻生氏との写真を見ると、微笑みながらも涙が込みあげてきます。自民党は猛省し、中川氏が目指していた保守を引き継ぐ覚悟を新たにして欲しい。
金融だけでなく拉致問題にも熱心だったんですね。恥ずかしながら中川氏の訃報に接してから初めて知りました。ご冥福をお祈りします。
民主やマスコミはもちろんネトウヨでさえ、中川氏といえば「ああ、あの酩酊会見の(笑)」という反応は嘆かわしい限りです。民主とマスコミを叩いて悦に入るのが目的の、マスコミと大差ない連中からすれば、酩酊会見はいわば「泣き所」なので距離を置きたい、ということなのでしょうね。
「確かに汚点だが、IMFを含めこれだけの実績を上げてきたし、これからも国益のために働いてくれるだろう」
とフォローすれば良いのに。この辺のポジティブさはマスコミを見習うべきかもしれません。
そのマスコミですが、某番組では訃報に対して「恥を曝してオメオメ帰ってきた~」とこき下ろしたとか。
勇んで外遊に行ったはいいが総スルー、嫁はカルト認定された挙句、大した成果もなくおめおめ帰ってきた某首相夫婦もこき下ろしてこそ、マスコミの存在意義があると思うのですが・・・
脱線してしまいました。
惜しい人を亡くしました。心よりご冥福をお祈りします。
中川(酒)という表記もちょっとアレですよね。
あと私は、酒というものの怖さの一面を実感しました。日本はアルコールの危険性への認識がまだちょっと甘いところがありますね。
10年位前までは飲酒運転も日常的に行われてましたし。
中川氏のことは、今でも惜しまれてなりません。