民主党政権

今回の、天皇陛下と中共副主席との特別会見で、小沢一郎とその一派が描いた絵はおよそ次のようなものだろう。

「小沢訪中」
小沢(与党 幹事長) <会談> 胡錦涛 (共産党主席)

「お返し接待」
習近平(共産党 副主席) <会見> 天皇陛下 (天皇)

要するに、「そっちのNo2を天皇と会わせるから、俺を国家主席と引き合わせて歓迎しろ」ということである。
あるいは向こうから「国家主席と会いたかったら、うちのNo2を天皇と会わせるアル」と言ってきたのかも知れない。

前者なら、中共の主席ごときを天皇陛下と同列にみなすという重大な無礼、不敬を働いたことになるし、後者なら中共の要望に唯々諾々として従い、天皇陛下のご意向を汚す売国行為を働いたことになる。
(あるいは非常に似通ったメンタリティを持つ両者の思惑が、自然と一致したのかも知れない。)

占領基本法(日本国憲法)によって不当に貶められ、危機にさらされている天皇陛下と皇室のお立場を護るためにこの策謀に反対し、「このようなことは二度とあって欲しくない」と発言した羽毛田長官は立派である。

それに対し、小沢一郎は
「何を根拠に反対しているんだ。反対するなら辞表を書いてからにしろ。役人なんだから。」と恫喝した。いつものように役人批判の図式に落とし込めば、世論が味方してくれるとでも思ったのだろうか。下衆な根性が丸出しである。

現在、宮内庁には異例とも言える量のメールや電話が届いているそうだが、そのほとんどは応援の声だそうだ。(小沢氏は宮内庁長官批判も宮内庁には応援メールが殺到 – MSN産経ニュース

当然の話だろう。小沢一郎の驕慢は、とうとう触れてはならぬところに達した。小沢は権力を手にしたが、権威になることは出来ない。日本の最高権威であり、国体を象徴する天皇陛下を私的に利用することを始めた小沢一郎と民主党は、政権の座にありながらすでに朝敵である。

宮内庁に応援の声を、民主党に抗議の声を送ろう!

宮内庁
information@kunaicho.go.jp
電話:03-3213-1111(代表)

民主党
民主党本部幹事長室
電話:03-3595-9099 FAX:03-3595-7317
メールフォーム
(国民の声係 03-3595-9961)

(櫻木)