民主党政権

今日から、中国共産党の副主席である習近平という男が日本にやってきている。この男が、恐れ多くも天皇陛下に拝謁することになった。しかもそれが、慣習的に定められている「一ヶ月前ルール」を破るというので問題になっている。そもそも、中共のNo2ごとき、しかもウイグル人虐殺の指揮をとった人間などと陛下がお会いになって、お話になることなど何一つない。

この、天安門事件後の訪中と並ぶ、世紀の失策、天皇陛下の政治利用の糸を引いたのはおそらく小沢一郎だろう。
それも安倍元首相の推測通り、自信が先週に訪中して歓待を受け、胡錦涛とあってチヤホヤされることとのバーター取引で、「代わりにそっちの習近平を天皇と会わせてやろう」などと持ちかけであろうことは想像に難くない。

小沢一郎は中国でチヤホヤしてもらえる。中共は世界の人間文化遺産、日本の天皇陛下と簡単に会うことで、世界にいいカッコができる。下衆な政治屋どもの考えそうな話である。これが政治利用でなくて何なのか。

マザコン総理は、小沢一郎に操られているだけなので「これは政治利用には当たらない…と思う…。陛下のお体が一番大事だが、都合の許す限りお会いいただく」などとうつろな目で不敬丸出しの発言をかましている。
小沢一郎は「何が一ヶ月ルールだ。法律で決まっているのか。日本国憲法を見なさい、天皇の行為はすべて内閣の承認を受けて決まるのだ!」と記者会見で言い放った。

すでに小沢一郎は、天皇陛下を私的に政治利用するほどまでに増長した。さながら、「この世をば我が良とぞ思う望月の…」とうたった藤原道長のごとくである。
小沢一郎は、ヒトラーよりもたちの悪い独裁者である。ヒトラーは狂信者ではあったが、自国と自民族のことは考えていた。小沢一郎の場合は、売国一辺倒、中国韓国のことしか考えてない…?
いや、小沢の場合は、自分の権力を誇示すること、自分の権力をさらに増大させること、それしか考えていない。選挙のためなら平気で嘘をつき、権力のためなら平気で国を売る。それが小沢一郎の正体であり、民主党政権の実態である。

(櫻木)