民主党政権

現在、宮崎県で10年ぶりに口蹄疫感染が発生し、大変なことになっています。口蹄疫は家畜の伝染病で、人には感染しませんが、感染の疑いのある家畜も含めてかなり大量に殺処分するなどし、大量発生すれば畜産業は壊滅的な打撃を受けます。

しかし、こんなときに与党である民主党は無為無策、外務大臣にいたっては、宮崎県知事から支援要請が来ているにもかかわらず、外遊に出かけてしまいました。

後始末の指示も無し。聞くところよると「今官僚に対応させると”政治主導”じゃなくなってしまうので、帰国するまでなにもさせない」だそうです。信じられない。

阪神大震災の際に「はじめてのことじゃから」とか言って何もせずに被害を拡大させた村山・社会党政権を彷彿とさせる状況ですが、「隠れ社会党」と言われるほどに社民系の残党が多い民主党のことですから、さもありなん、と言ったところでしょうか。

政府には対策本部すら設置されず、野党の自民党が緊急対策本部を設置する始末。
いよいよ隠しがたいところまで来た民主党政権の無能ぶり。前回選挙で民主党に投票した人たちは、海より深く反省してください。

そして民主党の皆さんは、一刻も早く対策本部を設置、自衛隊を派遣し、事態収拾の後は速やかに政権を撤収、解散してください。

2010年4月20日:宮崎県にて10年ぶりに口蹄疫感染が確認。農水省、日本産牛肉の輸出を全面停止。
2010年4月28日:東国原宮崎県知事、赤松広隆農水相や谷垣禎一自民党総裁に支援を要請。
2010年4月29日:自民党口蹄疫対策本部長である谷垣自民党総裁、現場を視察。
2010年4月30日:自民党口蹄疫対策本部、政府に42項目にわたる対策要請の申し入れ。
        対応を予定していた鳩山由紀夫総理・赤松農水相は、当日になって予定をキャンセル。
        夕刻、赤松農水相、コロンビア・キューバへの外遊へ
        自民党口蹄疫対策本部、党本部で記者会見
       「10年前の感染の際は、ただちに100億の予算が確保され、対策がなされた」
       「ところが、この段階になっても、国から宮崎県には、一箱も消毒薬が支給されていない」
       「この状況で農水大臣が外遊するとは、自民政権時代からすれば前代未聞
2010年5月1日 宮崎県、自衛隊に災害派遣要請を行う。家畜の殺処分は8000頭超へ。
 
 農水大臣による記者会見が行われないため、「食の安全」に敏感なはずの日本国民がきわめて鈍感。
 今、国際的に、日本産牛肉は「危険」と見なされて、輸出できない状況にある。
 それにも関わらず政府対応は遅れている。宮崎県は悲鳴をあげている。被害の拡大が懸念されている。
「15行」でわかる現政府の「口蹄疫」感染対策 - 鳩山政権では「食の安全」を保障できない! – esu-kei_text

(櫻木)