チベット弾圧問題

日本政府が17日の閣議で、外交・防衛の基本方針となる初めての「国家安全保障戦略」を決定したことについて、支那当局が批判している。


中国外務省の華春瑩報道官は、17日の定例会見で、「日本の軍事、安全保障関連の政策は、日本だけでなく、地域の安全保障環境に影響を与え、アジアの国と国際社会の高い関心を集めている」と述べ、今回の決定を注視していると強調しました。
そのうえで華報道官は、「中国を含むアジアの国や国際社会は、日本の現在の動向を非常に重く見て強く警戒しつづけざるをえない」と日本を批判しました。
また、日本政府が「積極的平和主義」を打ち出していることを念頭に、「かけ声だけの『平和』ではなく、日本には、実際の行動において、地域の平和と安定のため建設的な役割を発揮することを望む」と述べました。
中国外務省 日本の安保戦略を批判 NHKニュース”

支那政府に、果たして「アジアの国や国際社会」の「平和と安定」について語る資格はあるのか?

以下、ジャーナリストの路山蔵人氏による、今なお現在進行形でチベットで行われている弾圧の模様をご紹介する。

ラサでは私服の公安警察官が徘徊し、街頭に設置された無数のカメラがチベット人の動向を絶えず監視している。不穏な動きを察知すれば、直ちに公安が駆けつけ警察署に連行する。ビルの屋上に50~100m間隔でスナイパーが配置されているのは、偶発的な事態に対処するためだ。

 チベットでは公の場で3人以上集まると「集会」と見なされ身柄を拘束されることがある。近年、チベット人の焼身による抗議が相次いでいるのは、「抗議の声すら上げられなくなった」という絶望感と無関係ではないだろう。11月12日にも、中国青海省のゴロク・チベット自治州で僧侶の焼身自殺が発生。「チベットに自由を」と叫び炎に包まれた僧侶は弱冠20歳だった。2008年のラサ騒乱以降、焼身自殺者は120名を超えた。

 インド・ダラムサラで亡命チベット人の支援活動を行なう中原一博氏が語る。

「2008年に中国政府に対する抗議ビラを撒いた僧侶11人が逮捕、有罪となり四川省のメンヤン刑務所に収監された。最近、その内の2人が解放されたが、1人は足と腰に重傷を負っており、非常に衰弱した状態だった。もう1人は半身不随となり精神に異常をきたしていた。僧侶を解放したのは、責任問題となる監獄内拷問死を避けるためだ」

 中原氏が続ける。

「公安は政治犯と見なせば女子供にも容赦がない。2012年、四川省のカンゼ州・タンゴ県で発生した1000人規模のデモでは当局の無差別発砲で2人が死亡。当局は逃走したデモ参加者を執拗に追い山狩りをした。ある僧侶は自宅で発見され、弟とともに射殺された。武装警察は彼らの母親と泣き叫ぶ弟の子供たちにも銃口を向け、5人の子供が撃たれて負傷した」

 警察に連行されたチベット人は、凄惨な拷問を受ける。ある男性はすべての指の爪の間に竹串を打ち込まれ、生爪をはがされた。また、「チベットはわれわれの国」という貼り紙をして検挙された僧侶は、後頭部を警棒で強打され眼球が突出、視神経が切断され失明した。これらはすべて、後にチベットを脱出した人々から得た証言だ。「公安の拷問を受けるなら、焼身で抗議の意思を示すほうがマシだ」との悲痛な声もある。

 こうした惨状を伝えるためチベットに潜入したジャーナリストが、当局の脅しを受けることもある。5月にチベット取材を敢行したフランス人ジャーナリストのシリル・パヤン氏は活動拠点のタイに戻った途端、中国大使館から「フランスでオンエアされたリポートについて説明せよ」と大使館への出頭を要請された。パヤン氏が拒否すると、大使館側は「責任を取ってもらう」と脅迫したという。もし出頭に応じていれば、身の安全は保障されなかっただろう。

※取材・文/路山蔵人(ジャーナリスト)

※SAPIO2014年1月号
中国 チベット人の爪に竹串打ち込み警棒で頭強打・眼球突出 – ライブドアニュース”

チベット仏教は否定され、結婚や移動は制限され、大量の漢人が政府の補助金付きで入植し、寺院は叩き壊されて漢人の商店に変わっている。チベット人女性は奴隷同然の待遇で支那各地の地方に「集団結婚」で連行されている。
もうあと100年もすれば、「チベット人」は地球上に存在しなくなり、「チベット文化」は外国の本の中だけに残る歴史上の物語になってしまうことだろう。

チベットで支那が行っているのは、弾圧、文化破壊といった生易しいレベルのものではない。それはホロコーストであり、民族浄化だ。

(櫻木)