時事問題

いやあ、どんどん出てきますね。まさに捏造とヤラセの総合情報番組…。

「レタス快眠作用」も改竄!
味噌ダイエットでも発言でたらめ引用!
ワサビの若返り効果も!レモンのダイエット効果も!

まあ、たまたま1回だけあんな放胆な手口の犯行をするはずがないので、おそらく日常的に行なわれていたんでしょうね。なんせチェックはほとんど素通りだったらしいですし。
しかし、

日本テレワークは、同社制作のテレビ東京系情報番組「教えて!ウルトラ実験隊」でのデータ捏造が2005年に発覚した後、関西テレビの要請を受けてコンプライアンス(法令順守)担当を置いたが、形だけの状態で、教訓は生かされなかった。
「あるある」丸投げ制作会社、10回のチェック素通り

にもあるように、この制作会社、前にも捏造問題起こしてるんですよね。朝日も、泳がせて泳がせて、最後にでっかいミスを誘う方針で追いかけていたらしいです。

悪事というのは、段々感覚が麻痺してきてエスカレートするものですが(万引きが高じて段ボールで商品を運び出すに至ったあびる優のように)、それにしたってこんな疑いをかけられているところで、スーパーに事前情報をリークしたりしていたらヤバい、という程度の通常の思考力さえも麻痺してしまっていたのですね。

しかし、健康が最上の価値とされる現代社会に於いて、情報強者であるテレビが発信する情報の影響力にはすさまじいものがあります。即ち、みのが、堺が、商品をPRすればガンガン売れる。
そうなると、これほど性能のいい広告はないわけで、テレビがスポンサーを利用するのか、スポンサーがテレビを利用するのか、相互依存の関係になることは、まあ拝金主義的資本主義の自由経済活動下においては、至極当たり前のことと言わざるを得ません。

現に、捏造疑惑はずいぶんと古くから指摘されていました。
あるある大事典のニセ実験と洗脳
↑番組が始まったのが1996年。このページが作成されたのが1998年です。しかしまさか、ニセの吹き替えをかぶせるなんていう、ネット動画のMADコラみたいな手口が駆使されるとまでは、誰も予想していませんでした。英語が聞き取られたらバレるじゃん。

(櫻木)