偏向メディア問題

先日行われた衆院選挙の記録的大勝利を受けて、26日にとうとう第二次安倍内閣が誕生した。同一人物が二度の総理を務めるのは、戦後始めてのことである。
民主党に対する大きな失望と国民の熱いを背景に登場した安倍内閣だが、その保守カラーに冷静でいられないのが、反日・毀日を「社是」とする偏向マスコミ諸誌である。

朝日新聞の出先機関である週刊朝日は、さっそく表紙写真の加工による印象操作を行ない、これはフェイスブックで安倍総裁自らが「偏向報道のサンプル」として紹介する騒動にもなった。

しかし今回の中日新聞の常軌を逸した報道には、さしもの朝日も色を失うだろう。

■中日新聞の常軌を逸したバッシング


中日新聞の 「安倍内閣に命名」がひどすぎる!→ 「ネトウヨ内閣」「福島圧殺内閣」「極右はしゃぎすぎ内閣」「学力低下内閣」識者ら命名 | 新日速報

これが本当に一般流通している新聞なのか? 週刊誌以下…いや赤旗…2ちゃんねる…。
どんな媒体でも、ここまで品性を低下させた記事作りは難しいのではないだろうか。中日新聞のこの特集は、便所の落書き以下の、単なる誹謗中傷である。
しかもそれが、正当なる選挙で選ばれた国家の第一党、一国の宰相にむけての中傷なのだから、正気の沙汰ではない。
ここに名前を連ねている自称「識者」諸君は、一度自分の見識を疑った方がいいだろう。

数日前、内田樹氏がTwitterでこんな発言をしていた。

内田樹氏は、護憲派のリベラルな知識人なのだが(だからこそ中日新聞も中傷コメントを期待したのだろうが)、こうしてちゃんと日本のことを考えている姿勢は高く評価されるべきだろう。
問題は、保守だの右翼だの、タカだのハトだのではない。政治に求められるのは、この日本という国をどれだけよく出来るか、である。この国を愛し、守り、次の世代に立派に引き渡すことができるか、それが最も大事なことなのだ。
しかして日本の左翼勢力は、そのほとんどが反日を行動原理とする奇形左翼なので、こうした要請に答えることができないのだ。

■今度は6年前のように情報操作をさせない

中日新聞には、視聴者からの抗議の電話が殺到し、担当者は平謝りで対応に追われているらしい。
当然だろう。先だっての衆院選では自民党はあれだけの議席を確保し、安倍第二次内閣の支持率は65%にも達する。組閣直後のご祝儀相場を勘案しても、少なからぬ人が安倍首相に期待し、応援しているのだ。
それでもこれまでだったら、「何かおかしいな」と思いつつも、行動を起こす人はそれほど多くなかったかもしれない。

しかし現在では、ネットの発達により、情報も意見もすぐに共有されるようになった。これからはマスコミが世論をまったくほしいままにすることは難しくなるだろう。
マスコミもなりふり構わなくなっている。安倍内閣に対するバッシングはこれからより激しさを増していくだろう。
今度は6年前と違い、誹謗中傷を跳ねのけて国家の大事を断行してくれることを期待したい。

(櫻木)