日記

気に入っているBARで飲んで帰ってきた。この店の素晴らしいところは、気取らない雰囲気になのに出てくるものは酒も食べ物もしっかりしていてとてもうまいところ、そして構いすぎず放っときすぎずの絶妙な接客具合、さらにオシャレな内装にリーズナブルな価格、だ。ここが今、吉祥寺のホルモンのうまい焼酎家と並んで好きだ。

こう気分がいいと、ついつい杯を重ねてしまうのが人情というもの。だけど、僕はBARで飲むのは三杯まで、というルールを己に課している。三杯なら決して泥酔して見苦しいところを見せたり人に迷惑をかけたりすることもなく、懐を立ち直れないほどに傷つけることもなく、ちょうどほろ酔い気分になれる量が飲める。こうして数字の尺度でも持っておかないと、人というのは(というか僕は)常に易きに流れてしまうものだからだ。

まあ、気分によって「今日は四杯」とか「ビールはノーカウントッ…!」とかなることもあるわけですが。

(櫻木)