日記

 都内の某商社にて商談。話を伺った責任者は、“ザ・商社マン”という趣の、みのもんた的にギラギラした人で、なかなか気圧されました。


10年間海外に単身赴任して現地法人を仕切っているらしく、そんな生活してるとこんくらいの“圧”は必要なのかな、というかそんくらいの“圧”を持っている人じゃないとそんな仕事できないのか。しかし「赴任当時に小4だった娘がもう成人式」ってのは切ないなあ。僕には絶対無理そうです。

 で、今までのは前フリでこっから本題なんですけど、「著作権の問題で使用が難しい」という話題の中で、その商社さんが「森進一みてぇだな」と仰ったんですが、全く意味が分からず、「はい」とも「へぇ」とも「その心は?」ともいえず、黙って神妙な顔をしていたんですが、話が移り変わる瞬間、5~6秒してから気付いたんですね。(「おふくろさん」問題)でも何か言うにはとき既に遅く、かといってギャグを黙殺したみたいになるのも感じ悪いし…!ともやもや葛藤。こんなとき、どういう顔すればいいのか分からないの…。「笑えばいいと思うよ」と、脳内でエヴァンゲリヲンごっこをして「ふふっ」と微笑。

まあ、冗談に限った話ではありませんが、意味が分からなかったら分からなかったで、その場で「それはどういう意味?」と聞いたほうがいいですね。分からないのにとりあえずわかった顔して話をあわせるのは良くない。でもとりあえず同調笑いをした後で、やっぱり分からなくて後から聞き返す、というのが一番ダメ。それ以降の理解顔や笑いが全て演技に見えてしまうので。

(櫻木)