ボクシング始めました! …Wiiで。
いや正直、Wiiを舐めてました。Wiiのある友人の家に集まって遊ばせてもらったんですが、久しぶりに時間を忘れる感覚を味わいました。特にボクシングがずっパマりで、気付いたら一人でコントローラーを握り締めたまま汗だく、魅せプレイで1時間が経過していましたが、体感時間的には25分程度でした。人ん家でどんだけ独占してるのっていう。さすがに反省。本当ごめんなさい。
「お兄ちゃんのドラクエを横でずっと見てた小学生の頃を思い出した」(Tさん談)
「人の本質は遊びにある」
かの文化史研究家ホイジンガは、その著書『ホモ・ルーデンス』(ホイジンガ)において、遊びが人間社会の文化の根源であると主張しました。これは、世の中から「遊び」が損なわれ、文化の画一化が起きた社会に対する強力なカウンターでした。
これと同じくWiiの登場は、CG紙芝居のようなゲームや、“大作”RPGなど、閉塞化が進むTVゲームの風潮に革命をもたらしたのではないでしょうか。
まあ理屈はさておき、それにしても、
「複数人で」「体を使って」「遊ぶ」
という、ゲームの本質にあそこまで迫れるゲームハードがこの時代に登場したことは、ほとんど驚嘆に値します。コントローラーを振り回すことによって画面上のキャラに動きが反映されて、直感的でフィジカルな楽しさを味わうことができる夢のハード。やべぇ。買う。とうとう山奥で暮らす仙人のごとく俗世の流行にうとい僕のところにもWii旋風が届きましたよ。
いくつかスポーツ系のゲームをやらせてもらったんですが、特に操作説明を覚えたり練習したりせずとも、直感的にコントローラーを振ればちゃんとできてしまうので、運動神経かゲーム反射があればなんとかなってしまうところもいいですね。
僕の場合は
・ボーリング…全然ダメ
・エアホッケー…ダメ
・ピンポン…ふつう
・クレー射的…Good
・ボクシング…Great!!!
という感じでした。冒頭の画像は、15戦くらい全勝して勝ち上がった僕のスコアです。
武道をやっているおかげか、格闘技やボクシングの観戦時には常にTVの前でシャドーボクシングをしていたせいか、ここまで見事に勝ち抜けるとは思いませんでした。敵のパンチをスウェーでかわしてワンツー、敵の大降りに合わせてクロスカウンター、とかバシバシ決まりました。意外な才能がここに眠っていた。
「今まで何人かとWiiで遊んだ中でも、今日の朱雀さんのボクシングはトップレベルだった。動きが違う」(Kさん談)
明日さっそくWiiを買って、辻ボクシング屋を始めようと思います。
「僕に勝てたら賞金1000円、対戦1回200円」とか、そういうの。テレビゲームってレベルじゃねーぞ。
(櫻木)
すごい右肩上がりだ
Wiiのボクシングについて。
すっげ。ボクシングは一試合やっただけで腕がだるだるだったのに。鍛え方が違うな