「向こうからなんか髪の長いロックな男が歩いてくるなあ」と思ったら日記さんだった。日記さんと僕とは結構古いつきあいで、お互い日記を書き続けてもう5年以上経つ。最近はめっきり疎遠になっていたんだけど、元気そうで良かった。「街で偶然の再開」なんてまんがかドラマのシナリオでしかないと思ってた。
我々がよくつるんで遊んでいた当時、日記さんは品行方正な大学生然としたヤングボーイで、僕は金髪やら赤髪やらの退廃ヴィジュアル系の容姿だったんだけど、いつの間にか服装のフォーマル度合いが逆転し、日記さんはロン毛パーマ、僕はダークスーツになっていた。それもまた、年月というものだろう。
(ただし日記さんは、ダークスーツに黒コートの男が近づいてくるのを見て、キャッチの人か何かかと思ったらしいが)
(櫻木)