タイフェスティバルとは、代々木公園で2000年から毎年開催されている、タイ料理や文化を紹介するイベントです。2005年までは「タイ・フード・フェスティバル」だったこともあり、とにかく「ここはタイか?」と思わせるくらいに所狭しと立ち並んだタイ料理の屋台、竹下通りもかくやというくらいに群がる大量の客が壮観です。
一昨年は天気が悪く、昨年は海外出張でリアル東南アジアに行っていたために行かれなかったのですが、本日は天気にも恵まれ、プーケットビールやシンハービールが大変においしく、タイカレーやタイ式汁ソバなどをおいしく食べました。
ムエタイもあり?
中央のイベントステージでは、ひっきりなしに何らかのイベントをやっているんですが、大多数の人はむしろ食べるのに夢中になっているようですが、途中ムエタイのデモンストレーション(戦っているフリ)などもあり、意外と楽しめます。
ちなみにアナウンサーがずっとタイ人で「アタタ・ドーカ、ドーカ、ハイタカウタ!ダメカ、ハイタ!ハイタ!ハイタ!」等と絶叫しているので、「タイ語じゃ分からんなー」と思って近づいてみると、日本語だった。(当たった、どうか、入ったカウンター!ダメか?入った!入った!)
タイ式焼酎
タイ舞踊のお返しに鹿児島の祭り踊りや沖縄エイサーなどが披露されたりと、この場で一年分の日泰文化交流が行われているの感あり。泡盛販売ブースがあったりするのはその流れもあるのでしょうが、もうひとつ知られざるつながりがあります。
シンハービールと並ぶ、タイフェスティバルの人気アルコールのひとつ、タイ焼酎「モンシャム」。聞くところによると、これがアユタヤ王朝から琉球王朝に伝わり、泡盛のルーツになったそうです。味はルアモイ(ベトナム)やアラック(インドネシア等)などと似ていて、東南アジア一帯の米食文化に思いをはせつつ飲みました。
すっかり満腹になってタイフェスティバルを後にすると、その足で明治神宮へ。酔っ払っててごめんなさい…と思いながら、日本の弥栄と東亜の平和を祈って帰りました。
ちなみに、このタイフェスティバルの大成功は、各国の観光業界の中でも注目されているようで、同会場ではこの後ジャマイカフェスティバル、スリランカフェスティバル、と日程が続くのでした。
代々木公園イベント情報2007年1月~
(櫻木)
東京のお台場でロイカトン祭りがあります。去年参加させてもらいましたが、タイ舞踊や音楽ミスコンなどのステージにタイ料理の屋台が出ていてなかなかよかったです。その中で体験コーナーがありカトン(灯篭)を自作する体験やフルーツカービングなど参加するイベントで楽しかったです。
規模だけで比べてタイフェスティバル以外のアジアのイベントが色あせて見えますが。それぞれの特色で楽しみが違うと思いました。代々木のように混雑することなくほどほどの人の中で楽に過ごせました。
コメントありがとうございます。
ロイカトン祭り2007
なるほどこちらですか。今月なんですね。要チェックや。
タイフェスティバルはアジア系イベントの先駆けということもあり、立地にもめぐまれて大成功していますが、キャパ的にはちょっと飽和状態でしょうか。他のイベントも「ならでは」の特色でどんどん勝負していってくれると楽しいですね。