民主党がまたまたやってくれようとしています。
夫婦別姓制度の本格的な導入です。
実はこれまでも民主党は毎年毎年これを提出し続けていたんですが、そこは自民党が一応の保守政党として防波堤になってくれていたわけです。
ところが今回民主党が与党になったので、政府と法務省の思惑が一致して今回の運びとなったようです。
政府は、夫婦が別々の姓を名乗ることを認める選択的夫婦別姓を導入する方針を固めた。
早ければ来年の通常国会に、夫婦同姓を定めている民法の改正案を提出する方向で調整を進める。現行の夫婦同姓は1947年に民法に明記され、約60年ぶりの大幅改正となる。
夫婦別姓の導入は、政権交代により、衆院選の政策集に「選択的夫婦別姓の早期実現」を明記した民主党を中心とした政権が誕生したことによるものだ。民主党は、1998年に民法改正案を共産、社民両党などと共同で国会に提出したが、自民党が「家族の一体感を損ない、家族崩壊につながる恐れがある」などと強く反対して廃案となった。その後も、毎年のように共同提出してきたが廃案となってきた。
夫婦別姓導入へ…政府、来年にも民法改正案 : 政治 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)
日本の家族形態崩壊
在日韓国人参政権よりも即効性はありませんが、これもまた日本社会に長期的に、かつ致命的な打撃を与える策略ですね。
はてサやなんかでは、
hogehoge「もうすぐ結婚するので、早く成立してほしい!
hogehoge 「反対派の人は、自分と関係ない話なのになんで反対してるんだろう。自分が別姓を選択しなければ良いだけの話では?
hogehoge 「財源もいらなくてメリットのある話なのでGJ
など、目も当てられない反社会コメントの雨あられです。
これらの意見に共通するのは「自分のこと、目先のことしか考えてない」ということです。
例えば「なんで反対するの? 関係ないじゃん」と言う人は、物事が自分の思い通りになることのみが重要で、日本社会全体に与える影響のことなど考えていないようです。
hogehoge それで一体感が無くなるような夫婦ならそれだけのものだったということ
という人は、「夫婦の絆」を絶対視しているようですが、単なる理想論です。
それに、夫婦に一体感や絆があるのなんて当たり前でしょう。もともと20,30年他人だった違う苗字同士が「絆」を感じて結婚したんですから。
そりゃ仕事の都合などで姓が変わらない方が都合の良いことはあるでしょうけど、生まれてくる子供のこと、そのまた次の世代のことなどは考えないんでしょうか。これはある夫婦だけの問題ではありません。
父親と母親が別の性で、自分はどちらかの性を選んでいる。家族に対する意識は確実に変わることでしょう。
それすらも「いいこと」として、「変化」なら無条件に肯定する人の意識には、やはり根底から左翼思想が浸透しているようです。
国家解体←共同体破壊←家族崩壊←個人主義
という無意識の連鎖が始まっています。
日本を破壊することばかり力を入れる民主党
外国人参政権といい、夫婦別姓といい、日本をおかしくする政策ばかりに血道を上げる民主党というのは、いったい何なのでしょうか? 日本のこと、日本のためになることを少しでも考えているのでしょうか。
(櫻木)
名字の選択制は先祖から続く家族の歴史に統一感を失わせます。「祖先の努力に感謝して頑張ろう」とか、「祖先の名に恥じないように」とかいう意識をなくす結果になるでしょう。夫婦別姓や選択制は日本人と日本社会を劣化させる効果を持つ懸念されます。ミケ
お説ごもっともです。
人が自分ひとりのことしか考えないようになったら、その社会は疲弊し、滅びます。
占領統治に当たって、GHQはまず家督制度の廃止に手を付けましたが、伝統国家を弱体化させるには世襲を否定する事が効果的だと良くわかっていたようです。
日本を破壊したい側は、今後は、この夫婦別姓による家族の破壊と、自然葬の推進による世襲の破壊をセットにしてくるのではないかと思います。
日本の國體の根幹である「祭祀」への攻撃ですね。
でも、私は二千六百年の歴史によって培われた精神はそんなに簡単には失われないと信じています。
ただ残念ながら、次々繰り出される売国法案によって目に見える形で破壊が進んでから、初めて日本人は目覚めるのだと思います。
既に目が覚めている者は、暫くの間苦しい時間が続きますが、今は、するべき事をしながら耐える時なのかもしれません。
個人的には夫婦別性が取り入れられようが別に興味ありません。
子供がどちらの名前を選ぶかは夫婦で相談するか、子供自身に決めさせればいいこと。
それよりも私の関心を引くのは、緊急を要する法案が他に山ほどあるにもかかわらず、この夫婦別性案を押し出している民主党の頭の悪さ。
こんなバカなことを考えている暇があるなら他のことに時間を費やせ、と民主党に言ってやりたいところです。
私は1人っ娘で小さい頃から婿入り婚と育てられてきました。今は次男でも婿入りを反対される始末。早く夫婦別姓制度認められてほしい。
一人っ子は大変ですねぇ。
「通りすがり」さんの意見にイラッときた。夫婦別姓制度も大事な事です。私はこの事にどれだけ悩まされ、犠牲になった事もわからないでしょうけど。自分には関係ない、どうでもいいみたいな自分さえ良ければいいみたいな意見は辞めて下さい。
さくらさん。
夫婦別姓制度自体が、「自分には関係ない」という気持ちが基点となっている議論なんですよね。
旦那側の名字を名乗って婚姻届けを出せば『あなたは○○家の嫁なんだから』、子供ができれば『この子は○○家の孫なんだから』と。婚姻の氏は、夫or妻の氏が選べる制度があるにも、夫側の氏になる人が多いのはなぜ??妻側の氏を名乗ろうとしない夫て何なんでしょう? 夫の氏で婚姻したからには子供は夫側の後継ぎに取られ妻側の後継ぎが居なくなる=絶える、結婚をしない人が多い、少子化の原因はこれだと思いますよ。本当に夫婦別姓制度認められてほしいです。
働いてなんぼの日本。今は男女共に仕事を大切にしてる。名前を変える事で仕事に差し支える。私には意味がわからないですが、そんな悩みを持っている人もいる。結婚しない。子供できない。少子化、子孫がなくなれば日本は無人島になるでしょうね。
>かなさん
少子化の原因とはちょっと違うんじゃないでしょうか
夫婦別姓にすると日本史の研究が…。伊達氏や武田氏などの家系がどうなってるのかを調べる際に面倒になるのではないでしょうか。これは一例に過ぎないので他にも障害があると思います。
現行の制度でもどっちの姓にするかは決められるので別姓にしなくたっていいと思う。旧姓○○です。って名乗ればいいだけのことだし。その程度の手間が面倒だなんて、コミュニケーション能力がないって言ってるのにかなり近い。
アメリカに来る前は保守的だったので、夫婦別姓も外国人参政権も感覚的にNOと思ったと思う。でもアメリカに長く住んでいろんな価値観にふれて、いろんなバックグラウンドの人達が折り合いをつけながら生きている様子をみると、日本ももっとリベラルになってよいと思う。選択肢があるのはよいことだし、個人情報は個人が責任をもてばよいこと。文化や家制度が崩れる、という意見の人たちが、どこまでほんとうに文化や家族を大事にしているのか。選択肢を与えないことでしか文化や家は守れないのか?
230年前にできた人工国家と、2600年の歴史を持つ本邦とを単純に比較することはできないと思いますが、伝統や文化を守るためには、自由よりも制約が重要な意味を持つことはあると思います。
戦後の日本人、つまりアメリカ的価値観のもっとも大きな勘違いは「自由の価値はすべてに勝る」と思ってしまったことではないかと思っています。
さくらさんが一番自分さえ良ければと思ってる件についてw
日本には日本の文化、伝統、慣習があります。それが日本人が日本人たらしめているのです。
先祖がいて今現在の家族があり、子々孫々と連鎖が繋がっている。今の家族制度、「家」夫婦同姓を崩壊することは、、私たちが受け取った日本文明の精神を、無いものにして、未来の子孫を亡国の住人にしてしまうことになります。また、一夫一婦制・夫婦一体制の理念で、一つの同じ名前になるのです。結婚することは生涯を共に添い遂げようという絆を持ちたいという強い愛情です。その証が夫婦同姓です。親も子どもも兄弟姉妹みんな同じ名字の○○家で、家庭が安息の場になります。家の単位は国家の基本のユニットです。家がばらばら崩壊しては、国家はばらばら、ヒッピーで浮き草の社会でいいのでしょうか?「夫婦同姓」という規範が厳粛にあることで、私たち日本人は護られていることを自覚しましょう。せっかく、日本国に生まれたのに、日本文明を損失してはいけません。
まさにおっしゃるとおり。雪の結晶をどんどん細かく見ていっても結晶の形をしているように、家庭は国家のフラクタル構造です。国家が今、きしみをあげているのは家庭の崩壊の影響です。また家庭の崩壊はGHQの占領と「憲法」に端を発していますね。
各家庭、個々人が、家族と国家、日本の伝統を大事に思わなくてはなりません。
初めまして。
「「変化」なら無条件に肯定する」は西洋の進歩主義思想からきていると思います。