国際関係

実は朝鮮戦争というのは、継続中の戦争で、現在は「停戦協定中」だから戦闘行為こそ無いものの、まだ「終戦」にはいたってないんですよね。
海の向こうの戦争なので、日本にはこれを知らない人も多いかも知れません。まあ、韓国では、小学生の2割が韓国の小学生2割「朝鮮戦争=日本が侵略した戦争」と思っている、なんていう笑い話もありますが。

しかし、総理大臣と官房長官が、そろいもそろってこんな国際常識を知らないってどうなんですか。

「教えていただいたことに感謝する」

鳩山脱税総理は、佐藤参院議員(かつてイラクで「ヒゲの隊長」と呼ばれた人)から質問を受けて、こう答えました。

現在問題の渦中にある普天間基地は、この朝鮮戦争も含めた有事に備えて、アメリカ軍と国連軍が駐留する基地なわけですが、これに対してこの凸凹コンビは…。

平能「正規の国連軍は日本に駐留したことはない」
鳩山「(知らなかった。)教えていただいたことに感謝する」

と痴呆答弁。

こんな基本的な理解もない、知識も胆力も何もない人が、日本の総理として基地問題を云々している、と考えると本当に頭が痛くなります。
「覚悟を持って臨む」とか、ちゃんちゃらおかしい。

ひょっとして、自衛隊に関する基礎知識を聞いてみても、同じ答えが返ってくるのではないでしょうか。

「総理大臣というのは、自衛隊の最高指揮官だということを知っていますか」
「…教えていただいたことに感謝する」

鳩山由紀夫首相と平野博文官房長官は5日の参院予算委員会で、米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾(ぎのわん)市)が、休戦状態にある朝鮮戦争の再発に備え日本にいる国連軍の指定基地であるのを知らないという失態を演じた。普天間移設には国連軍の扱いも必要だが、国連重視を唱える政権にもかかわらず、首相と平野氏の念頭にはなかったことになる。
普天間に国連軍 首相、官房長官知らず 質問の「ひげの隊長」あきれ顔 – MSN産経ニュース

(櫻木)