民主党政権

既に多くの指摘がなされている事項ではあるが、後々のためにもこの小ブログでも指摘しておきたい。

民主党の代表選が行なわれている。連日連夜、テレビでも雑誌の中吊りでも、小沢と管とどっちがマシか、犯罪者と卑怯者のチキンレースが繰り広げられている。この二人のうちどちらかが必ず日本国の総理になるというのだから、何ともやりきれない気分になる。

しかしそれでも、二人とも日本のために働く日本人で、それを日本人が選ぶのだとしたらまだあきらめも付く。しかしどうも話がおかしいようだ。

民主党の代表は、

  • 民主党員の国会議員 824pt
  • 民主党員の地方議員 100pt
  • 全国の党員&サポーター 300pt

の合算で行なわれる。ちょっとこれ、サポーター票の割合が多すぎないか?
地方議員票の三倍、実に全体の25%程度に当たる。

しかもこのサポーターとやらには国籍の指定が無く、2000円を払えば誰でもなれてしまう。
これまでは、民主党はただの一野党だったため、その党首を外国人が決めるといっても「やれやれ、民主党は救いようがねぇな」と言って眺めていればすんだ。しかし今は民主党が残念ながら与党になってしまっている。与党の党首は総理大臣になる。
これまで民主党は、外国人参政権をエサに在日韓国人らへ選挙協力を呼びかけ、数々の利益供与を行なってきたが、一足飛びに外国人首相選投票である。

つまり、日本の憲政史上初めて、特定外国人勢力が、直接日本の総理大臣の去就を左右する選挙が行なわれる、という恥ずべき事態、恐るべき醜聞が今、私たちの目の前で展開されている。

心ある日本人よ、記憶せよ。2010年の夏を。教科書に載るかも知れない、史上最悪の内閣の姿を。

在日外国人が参加できる民主党代表選は「違憲の疑いあり」ではなく、はっきりと憲法違反だと言い切ってよい。現行憲法下の議院内閣制は、政党の存在を前提としている。政党の党首の選挙は、衆参両院での首相指名選挙の前段階であり一部分を構成している。

代表選は実質的に首相選びに外国人が加わることになり、外国人に参政権を与えるのと同じだ。国民主権と民主主義の立場からとても許されることではない。

政治資金規正法の趣旨に照らしても極めて重大な問題がある。同法が外国人からの寄付受領を禁じているのは、外国勢力の影響で日本の政治がゆがめられることを防ぐためだ。代表選への参加は寄付金よりも直接的で、はるかに大きな影響力の行使を認めるものだ。

「外国人は大きな割合を占めておらず影響は限定的だ」との議論があるとしたら間違っている。接戦になればわずかな票が全体の結果を決定する可能性があるからだ。ある外国に財政の大部分を依存している外国人組織が、意図的にメンバーを党員・サポーターにしていないと言い切れるのか。その場合、その外国が首相の候補者選びに加わる図式となる。(談)
【民主党代表選】長尾一紘・中央大学法学部「外国人の投票は憲法違反だ」 – MSN産経ニュース

(櫻木)