Archive for 1 月, 2007

ディズニーの企画力

水曜日, 1 月 31st, 2007

ディズニー・シーのニューアトラクション、『タワー・オブ・テラー』を試してきました。いつもながら感心してしまうのは、これはその純粋要素だけ切り出してみれば、「どこの遊園地にでもある何か」でしかない、ということです。

このアトラクションで言えば、中身はいわゆる“フリーフォール”、自由落下方の絶叫アトラクションです。

しかしそこに、設定(探検家の大富豪が立てた呪われた高層ホテル…)、背景(アフリカから持ち帰った偶像…)、物語(各階に停止して寸劇が展開する)などの要素を盛り込んで料理した結果、確かに誰も見たことのないような面白アトラクションに仕上がっているのです。

あと、設定から小道具やセットを含め、細部の細かさが尋常ではないんですね。「神は細部に宿る」等と言いますが、まさにこれ。子供だましのありがちな設定(失礼)だとしても、ここまで丁寧に作りこまれると、進んで騙されよう、という気分になり、いつしか本当に引き込まれます。

お菓子の世界では、グミを最後として、もう新しいお菓子は存在しないと言われています。考えてみれば確かにグミ、飴、チョコ、クッキーなど、お菓子の根本アイデアというのは出尽くしています。あとは、それらをどう組み合わせて、どう再構築して新商品を作るか、という世界なのです。

同じように、既に提示されている情報、既存のアイデアをどう料理するか、いわゆる企画力というのは、多少なりともクリエイティビティが要求される仕事には欠かせません。昨日の「面白いブログ記事の作り方」(テキストサイト精神)にも通じます。ディズニーリゾートにいくと、いつもながらあらゆる点でのクオリティの高さにうならされ、実に勉強になるのです。

ディズニー・シーでおすすめの酒場

水曜日, 1 月 31st, 2007

ディズニー・シーはアルコールドリンクが解放されているので、ほろ酔い気分で作り物の町並みを散策したりできてとても楽しい。
さて、そこで朱雀式イチオシの酒場を自分メモ代わりに紹介しておこう。

1位 ユカタン・ベースキャンプ・グリル
「ロストリバーデルタ」にある、グリルレストラン。南米にある遺跡の発掘現場という設定で、南国調の植栽やラジオ放送が気分を盛り上げてくれる。ラジオからは、インディ博士の発掘ニュースが流れてくる。コロナをはじめ、ボヘミア、テカテなど、あまり見かけないメキシコビールが揃っている。

2位 マゼランズ・ラウンジ
メディテレーニアン・ハーバー付近、大航海時代がテーマになった「フォート・なんとか」の下にある、レストランに併設されたバー・ラウンジ。という設定からして、正式なヨーロピアンスタイルの模倣であることが伺えるのだが、中もかなりの正統派。昼間から「ちゃんとしたBARの酒」風の酒が飲めるのは嬉しい限り。

次点 テディ・ルーズベルト・ラウンジ
豪華客船の中のラウンジ。今回は閉店していたので評価対象外…。

次点 水兵のスタンディング・バー

関西テレビの信じがたい捏造

水曜日, 1 月 31st, 2007

納豆捏造事件の余波を僕の仕事もビミョウに被ってまして、まあ乗っかって儲けようとしたぶん自業自得気味ではあるんですが、それでもコノヤロウ!という気分です。

そして関西テレビにまた新たなる捏造の事実が発覚。これは…。これは信じがたい捏造、というか杜撰な工作、というか。

舟中の指、掬すべし - 発掘!毛根あるある捏造大事典
関西テレビの千草宗一郎社長が明らかにヅラの件! 耐震強度偽装の建築士どころじゃありませんね、これは。

なんせ、ネットに証拠画像がころころ転がっている。Yahoo!検索 (画像検索) - 「千草宗一郎」の検索結果 …まあ、起るべくして起った事件、としか言いようがありませんねこりゃあ。

それにしても今日のリンク先はいいブログサイトですね。最近の朱雀式のトレンドは、「後で読み返して自分の行動が見える行動録」なので、「こんなことがありました」「こんなものを食べました」「いませんでした」「いませんでした」「いませんでした」程度の弛緩した内容しか書いてないんだけど、ああして事柄に対してちゃんと面白いところを拾い上げておいしく料理する、テキストサイト精神のようなものを、僕らは忘れてはいけないなあ、と思わされた。

「面白きこともなき世を面白く 住みなすものは心なりけり」
  ――高杉晋作&野村望東尼

あるあ…ねーよ

火曜日, 1 月 30th, 2007

いやあ、どんどん出てきますね。まさに捏造とヤラセの総合情報番組…。

「レタス快眠作用」も改竄!
味噌ダイエットでも発言でたらめ引用!
ワサビの若返り効果も!レモンのダイエット効果も!

まあ、たまたま1回だけあんな放胆な手口の犯行をするはずがないので、おそらく日常的に行なわれていたんでしょうね。なんせチェックはほとんど素通りだったらしいですし。
しかし、

日本テレワークは、同社制作のテレビ東京系情報番組「教えて!ウルトラ実験隊」でのデータ捏造が2005年に発覚した後、関西テレビの要請を受けてコンプライアンス(法令順守)担当を置いたが、形だけの状態で、教訓は生かされなかった。
「あるある」丸投げ制作会社、10回のチェック素通り

にもあるように、この制作会社、前にも捏造問題起こしてるんですよね。朝日も、泳がせて泳がせて、最後にでっかいミスを誘う方針で追いかけていたらしいです。

悪事というのは、段々感覚が麻痺してきてエスカレートするものですが(万引きが高じて段ボールで商品を運び出すに至ったあびる優のように)、それにしたってこんな疑いをかけられているところで、スーパーに事前情報をリークしたりしていたらヤバい、という程度の通常の思考力さえも麻痺してしまっていたのですね。

しかし、健康が最上の価値とされる現代社会に於いて、情報強者であるテレビが発信する情報の影響力にはすさまじいものがあります。即ち、みのが、堺が、商品をPRすればガンガン売れる。
そうなると、これほど性能のいい広告はないわけで、テレビがスポンサーを利用するのか、スポンサーがテレビを利用するのか、相互依存の関係になることは、まあ拝金主義的資本主義の自由経済活動下においては、至極当たり前のことと言わざるを得ません。

現に、捏造疑惑はずいぶんと古くから指摘されていました。
あるある大事典のニセ実験と洗脳
↑番組が始まったのが1996年。このページが作成されたのが1998年です。しかしまさか、ニセの吹き替えをかぶせるなんていう、ネット動画のMADコラみたいな手口が駆使されるとまでは、誰も予想していませんでした。英語が聞き取られたらバレるじゃん。

松本監督の映像

月曜日, 1 月 29th, 2007

 ちなみに本作は全国200以上の劇場で公開が決まっているそうですが。
「できればこそっとやってこそっと上映したかったんですが、なんなのでしょう、この感じ。どんどん大きくなってるし」
 仕上がりについては?
「実はですね、本当に意外といいので、ちょっと喜んでます」
 ライバルは?
「いや、そんなのないです。本当にわが道を行こうと思ってるので」
 映画監督をやろうと思ったのはいつ頃?
「5年くらい前ですかね。サイコロ振って止まったところが『映画監督をやる』ってところだっただけで。流れに任せてます」

MovieWalker レポート 【製作発表記者会見】天才お笑い芸人・松本人志の企画・監督・主演による「大日本人」って一体どういう映画なの!?

というわけで、とうとう松っちゃんが映画を撮ることになったようですね。吉本は6億円を投じるとか…! まあ本を著わしたり映画批評の雑誌連載を持っていたりと布石は今まで充分にあったのでそれほど驚くには値しません。コントに始まり、番組の構成や舞台からビデオまで、物語の展開や映像の制作に長年携わってきた、というキャリアでもあるわけですし。

ただ、ずっとお笑い職人でやっていく人なのかな、と思っていたのでちょっと意外でした。(別に皮肉とか失望とかのニュアンスではなく) あと、もし楽しくなかったらショックを受けるので(僕が)心配です……。

あと、松っちゃん監督と言えば、数年前に電波少年の企画で「アメリカ人を笑わせたい」といって、ベタベタのアメコメを作ってアメリカ人を笑わせたことを思い出します。ひょっとしてyoutubeにあったりしないかなぁ、と思ったら、やっぱりありました。これこれ。アメコメっぽい笑い声とか楽しい。


(三分割です)

ちなみに映画の公式サイトはこちら。
松本人志 第1回監督作品 大日本人 公式サイト

映画館選びは難しい

月曜日, 1 月 29th, 2007

『硫黄島からの手紙』を観て来た。この感想についてはちょっと項を改めて書くとしたい。映画はともかくとして、席がハズレだった。

映画館で映画を見るときには、その映画自体の面白さ、音響設備等の質、席の良し悪し、以外に、周りの観客の態度が非常に大きな要因として、その映画体験に影響してしまう。

要するに、「周囲にうるさい人間がいたら台無し」なんである。

今回は、映画の題材から割と年配者も多かったので、パカパカ携帯をいじったり、ガサガサお菓子のビニル袋を物色したりしなさそうな初老の夫婦の隣に座った。

そしたら、この夫婦、実にうるさい。

どうでもいいところで「おぉ?」とかつぶやいて身を乗り出したり、笑うべき場面じゃないところで「フン」とか鼻で笑ったり、かと思えば重要シーンでゴニョゴニョ話している。さすがにここまで来ると看過できないので、「静かにしてください!」と注意してしまった。
しかもその後彼らは、映画のラストシーンで、タイトルや冒頭のシーンの伏線と連なる決定的なラストシーンでやおらガサガサと席を立ち、余韻まで台無しにしてくれた。

おかげで、二宮が泣くシーンで、栗林中将とどんなやりとりがあったのか、全く聞こえなかった。あーあ。うるさい客も嫌だけど、本当はそれを注意したりするのも嫌なのだ。それによって、その映画に対し「この映画を見たとき、うるさいのがいて注意したなあ」という不要な印象が付加されてしまう。

全く、喋りたいなら家でビデオでも見てればいいではないか。いい年して、僕のような若僧に映画館で叱責されて恥ずかしくないのだろうか。恥ずかしくないのだろう。彼らは、僕に注意されたことに対して、恥じ入るでも怒るでもなく、ただ純粋に驚いていた。自分達の行為が周囲にどんな影響を与えているか、彼らにはその想像力が全く欠如していたのだ。そんなきょとん顔。

こうして、コンサートと同じく僕は家でDVD見るよ派にシフトしていくのだった。それか公開終了間際のレイトショーで見るのが一番いいのかな。

PCスタンド

日曜日, 1 月 28th, 2007

アホ商品。
20070128.jpg
なんじゃこりゃ。欲しい。立ち仕事とか、ベッドで寝てるときとかに、安定的にPCを操作することができるようになるスタンド。
なんか未来的でいいじゃないですか。スターツアーズに出てくるドロイドが操作しているコンパネみたいなイメージ。
ノートPC用かと思ったら、デスクトップ機(液晶の場合)にも使えます。でも…実際本気で欲しいかと聞かれると…。

美酒

日曜日, 1 月 28th, 2007

うつし世に 佳酒や珍味の 数あれど
           君と傾く 杯の美味さよ

――朱雀

それでも秋山を見逃してはならない

土曜日, 1 月 27th, 2007

 昼飯どき、数人の同僚と話していたら、たまたま秋山問題に話が及んだ。
「あれは処分が厳しすぎるよねえ」
「だって、故意じゃなかったんでしょう?」
「せいぜい失格ならまだしも、無期限出場停止なんて…」
ブフー!
思わず食ってたカレーを噴射するところだった。
「何が厳しいものか!」
あれでもヌルいくらいだ。僕は思わず声を荒げてしまった。
「おや、アンチですか?」
しかしこの言葉でいっぺんに気が抜けた。ここで口舌を持っていかにヌル山が国外追放に足る卑劣漢かを力説してもしょうがない…。まったく縁も興味もない一般人の反応なんて、こんなものなのだ。(あと、このブログは「ヌル山 桜庭」等のキーワードで結構検索上位に来てしまうのだ。)

大晦日のHERO’Sのリングで、秋山が犯した犯罪行為は、ほぼ間違いなくクロと断定できるところまで、映像資料や検証結果が揃っている。あとはリング界の不正体質と朝鮮マネーと暴力とが、どこまでスポンサーやメディアの口封じを続けられるか、だ。

ネットで有志が声をあげても、一般層にはまだまだ冒頭にあげたような反応が主流なのだろうか。
「故意じゃなかったのに、厳しすぎる処分を潔く受け入れた」という演出でうやむやにするのがダニ連中の狙いなら、今のところそれは成功していると言えるかもしれない。

ちょっと興味を持てば、まとめWikiや関連のスレッド、ブログ、youtube動画をいくつか見るだけで秋山の疑いようもない黒さは伝わるはずなのだが、検索という能動的行為と、一般メディアを見る受動的行為の間に横たわる川は、広い。

今しばらく見守るしかないのだろうか。
ちなみに例の関係者による内部告発?は、23日にその4が投稿されている。
すっごい滑るよ! - ★内部告発★

白湯

金曜日, 1 月 26th, 2007

白湯さゆのみて
 湯冷めし体 暖めり

――朱雀

© 朱雀式 2008