日記

僕にとってテレビゲームは気晴らしなので、Wiiスポーツくらいのヌルさと深さでちょうどいい。なぜこんなことをあえて言う気になったかというと、Wiiの販売情報を収集するために見ていた掲示板のスレッドで、こんなコピペ荒らしを良く見かけたためだ。↓


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 「あれ?wiiを買っても、やりたいソフトが何も無い…」

貴方がPS2で楽しんできた思い出深いソフト、たくさんありますよね。

FF、ドラクエ、メタルギアソリッド、グランツーリスモ、GTA
真・三国無双、女神転生、キングダムハーツ、デビルメイクライ
モンスターハンター、テイルズ、ゼノサーガ、スターオーシャン…

【落ち着いて考えて。これらのソフトの新作、任天堂wiiを買ってもプレイできないのでは? 】

アンチ任天堂かソニーファンの書き込みなんだろうけど、なんと言うか不毛だなあ、と思う。落ち着いて考えても、「いずれ発売されるのでは?」としか思えないし、そもそもプレイできないとしても、僕にとって全く問題はない。

大体、そこに上げられているおそらくは有名タイトルであるゲームのうち、僕がプレイしたことのあるのは4~5個くらいしかない。このコピペを真に受けるわけではないが、現在進行形でゲームにのめり込んでいる人は、ひょっとすると「人気ゲームは誰しもやりたいはず」と本当に思っているのだろうか。

Wiiを買ったのは、非ゲーマー層やファミリー層も多いと聞く。きっと僕もその中に入っているのだろう。

しかし僕は、厳密に言えば非ゲーマーではない。小学校の頃はMSXで育ち、中学の頃はメガドライブとファイナルファイトとストIIに思春期と昼飯代を捧げ、高校の頃はリアルファイトとバーチャファイターに明け暮れ、32X、セガサターン、と数々のセガハードを渡り歩いてきた、鋼鉄の退役兵だ。

しかし、ゲームメーカーや現役ひきこもりゲーマーにはよく理解できないかもしれないが、それでもこうしてこの年齢になると、ゲームに1時間も2時間も貴重なオフタイムを捧げてられんのよ。
「Wiiスポーツやったけどすぐ飽きた」と言ってる人は、ハマり込んで1日5時間とかやったんじゃないだろうか。

例えば大体9~12時間くらい働いて帰宅すると、家で過ごせる時間なんて1時間あればいいほうで、そこでゲームなんてしてしまったらもう何も残らない。そうなると、Wiiスポーツみたいに、気が向いたときにちょこっと遊べていつでも楽しいゲームがあれば、他に何もいらないのだった。

あとは、友達が遊びに来たときのおもてなしツール、往年のメガドラソフトを遊べる懐古ハードとしてたまの週末にでもできれば充分なのだ。

1(注:そもそも、これだけ売れればこれらの続編タイトルも順次リリースされるだろう)

参照:
日刊スレッドガイド:最近長時間ゲームをすることができなくなってきた

(櫻木)