とうとう出ました第3巻。「本当は代官山オシャレポップがやりたいひ弱な主人公が、白塗りメイクで凶悪デスメタルバンドのヒーローにさせられる」なんていう、ほとんど出オチのような強引な設定で3冊も連載が続いて、しかもこのテンションを維持できていると言うのは本当にすごい。
3巻も「そんな悪い人たちをワザワザ集めて何が楽しいの!?」「死するものの絶望こそがデスメタル。貴様ではどんな曲ができるかな?」など名言名句の数々。
あと、愛すべき普通人たるジャギ様の活躍に目頭が熱くなった。笑い涙だった。買って損はない一冊であろう。
(櫻木)