読書

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デトロイト・メタル・シティ 3

とうとう出ました第3巻。「本当は代官山オシャレポップがやりたいひ弱な主人公が、白塗りメイクで凶悪デスメタルバンドのヒーローにさせられる」なんていう、ほとんど出オチのような強引な設定で3冊も連載が続いて、しかもこのテンションを維持できていると言うのは本当にすごい。

3巻も「そんな悪い人たちをワザワザ集めて何が楽しいの!?」「死するものの絶望こそがデスメタル。貴様ではどんな曲ができるかな?」など名言名句の数々。

あと、愛すべき普通人たるジャギ様の活躍に目頭が熱くなった。笑い涙だった。買って損はない一冊であろう。

(櫻木)