面白いものを見つけました。
Crazy Egg – visualize your visitors
ここのリンク解析ツールを使うと、ページのどこがどのくらいクリックされているかを、サーモグラフィのように可視化して表示してくれます。
利用方法も簡単、「Sign Up」からメールアドレスとパスワードを入れて登録して、JavaScriptのコードをアクセス解析のように自分のサイトに埋め込むだけです。
朱雀式を診断した結果がこんな感じ。
まだ計測を開始したばかりなのでデータ量が少ないんですが、既になかなか興味深い結果が現れています。
・グローバルメニューは全くクリックされていない
ヘッダー部分にある、カテゴリー等のリスト。通常のWEBサイトなら多分真っ先にクリックされるところだと思うんですけど、まだ1件もありません。
・意外と検索が使われている
右上にある検索フォームが意外と利用されているようです。(それとも、クリックすると「検索」の文字が消えるのが面白くて何度もクリックしている人がいるのだろうか?)
・「TV」が意外とクリックされている
僕としては「そりゃないぜ」って感じなんですけど、サイドバーの中ほど、カテゴリーリストから、『TV』がクリックされているのです。
絵面で見てみるとなんとなくわからなくもないんですが、丁度ここは間があいていて、しかもアルファベットだからぱっと見、目立つんでしょうか。
でもテレビネタなんてほとんど書いてないんだけどなぁ…。ここまで読み下がってきて、ひとつ読み終わって、なんとなく次、とクリックするに丁度良い位置なのかもしれません。
・ピックアップ記事がクリックされていない
一番上の目立つ位置においてある『ピックアップ記事』なんですが、完全にスルーされていますね。
以上、いくつか「意外な結果」を挙げてみましたが、よく考えるとそれほど意外でもないんですね。『TV』はともかく、他の要因はここが「ブログだから」。
検索で記事単体に訪れた人ならいざ知らず、このサイトのトップページに来る人と言うのは、ほとんどがリピーターだったりするので、つまりブログ読者はトップページの最新記事を読んだらそれで用が足りてしまうんでしょうね。
もし初めての人だったら、ピックアップ記事とか、その右…の辺り…とか、時にはクリックしてもらえるとうれしいんですけどね。
ちなみに、こうした借り物ツールではなく、自前でインストールするタイプのスクリプトもあります。
ClickHeat | Clicks heatmap
・参照リンク
ユーザーがページのどこをクリックしたか解析するツール[to-R]
llcheesell 外部サービス使うより自分で入れた方がずっといいと思います→ http://www.labsmedia.com/clickheat/
(櫻木)