コラム

時間管理術のポイント

時間管理術の本を読むと、しばしば目にするのが「やらないことを決める」ということ。つまり無駄な時間を減らすと言うことだ。

誰にとっても1日は24時間と限られているので、いくら効率的に物事を行うとしても、項目自体を減らさないとおのずと無理がある。また、何か新しく良さそうな習慣を始めるにしても、普通の人の1日にはそれほど多くのことを詰め込めるわけもない。

となると、重要度の低いものから減らしていくことになるわけだ。ここでよく指摘されるのが「多くの人は、1日に平均3~4時間テレビを見ている。」という統計データだ。この受動的な時間が、大いなる無駄になっていて、会社から帰っても何もできない原因となっている、と。

ふふん、僕は大丈夫。なんせテレビを見る時間なんて、一週間通算でも30分あるかないか、だ。

じゃあさぞかし有意義な時間の使い方をして、たくさん本を読んで、夜はじゅうぶn寝ているのかと言うと、そうでもない。じゃあ何をしているかというと、そう、インターネットである。

インターネットは無駄か?

無駄なテレビ視聴が有害なのと同様、無目的なインターネット「サーフィン」もまた時間の浪費である。ただ、ここにインターネット/PCの難しさがあって、仕事と趣味と、有意義と無意義とが、PCの前では同じように流れるのだ。

例えば、僕はブログの更新というのは、自己実現や、ときには社会貢献にもなりうる有意義な行動だと思っている。では、ブログの更新のためのネタ集めは? 調べ出したら面白くなって延々と関係ないブログを読み続けることになったら?

この辺を上手く解決できるかどうかに、僕が自分自身とこのブログとのクオリティとバランスをもっと向上させていけるかがかかっていると思う。

いかに無駄なネット時間と、ブログ更新にかける時間を切り分けることができるか。(ブログごとネットを休むという選択肢はない。最近これ『毎日更新するということ – 朱雀式』を読んで、我が過去ログながら感銘を受けたので。)

(櫻木)