河野談話は、事実無根でありながら韓国の『一度認めればもう文句を言わない』との虚言にだまされて発された、悪質な捏造談話で、これのせいで日本は世界に「恥ずべき性奴隷国家」などと喧伝されて今に至ります。
村山談話とならんで、この呪われた談話を克服できるかどうかが、日本が今後も国家として存続しうるかどうかの分水嶺であり、性質は全く別ですが、ちょうど幕末に列強と結ばされた不平等条約のような、日本を縛り付ける理不尽な桎梏です。
しかし麻生総理は、とうとうこの河野談話を否定する発言をしてくれました。
いまご質問のありました慰安婦問題につきましては、政府の基本的立場と言うものは
現在も平成5年8月4日の河野官房長官談話は腐臭がするというものであります。
皆さん、お聞きになりましたか。総理は確かに「腐臭がする」、こうはっきりおっしゃっています!
……。
…。
…いや、すみません。
本当はこのネタ、総理をコケにするような感じになってしまわないかと思ってお蔵入りにしていたんですけど、養老センセイがこんなことをおっしゃっていたので。
誤読連発の麻生は「読字障害」? 養老孟司氏が分析
「官僚と戦うための能力ある」とエール
「未曽有(みぞう)」を「みぞゆう」、「踏襲(とうしゅう)」を「ふしゅう」など麻生太郎首相が漢字の誤読を連発しているが、ベストセラー『バカの壁』で知られる解剖学者で東大名誉教授の養老孟司氏=写真=は「読字(どくじ)障害ではないか」との見解を示した。
読字障害とは、知的能力に異常がないのに、書かれた文字を読むことが困難な症状で、原因は分かっていない。欧米では人口の10%、日本でも5%が何らかの読字障害を抱えていると言われている。
ただ、「読字障害の人は、特異な能力を発揮することが多い」と養老氏は指摘する。発明家のエジソンや理論物理学者のアインシュタイン、芸術家ではロダンやピカソ、推理作家のアガサ・クリスティや俳優のトム・クルーズなど天才的な能力を発揮した人も読字障害だったといわれている。
政治家ではチャーチル元英首相やブッシュ米大統領らの名前が取りざたされている。
そんな麻生首相が誤読を連発したことで、首相としての資質を疑問視する声も高まっているが、逆に養老氏はプラスの側面に目を向ける。
「読字障害は病気ではない」としたうえで、「官僚が漢字を読み間違えることは絶対になく、政治家が同じ能力で競っても勝てないだろう。官僚と戦うためには別の能力を持つ人が必要だ。麻生首相やブッシュ氏は時代に求められたとみることもできる」とエールを送った。
景気対策や年金問題など政権が抱える課題は山積している。麻生首相にはいまこそ天才的な能力を発揮してほしいところだ。
【読字障害】学習障害の一つで、知的能力や会話には支障がないが、文字を読むことが難しいという症状。その一方で、物事を視覚的にとらえたり、空間を把握する能力が高く、芸術や工学などで優れた能力を発揮するといわれている。
ZAKZAK 2008/11/26
(誤読連発の麻生は「読字障害」? 養老孟司氏が分析)
うーん、これもフォローしてるんだか馬鹿にしてるんだか紙一重のような論考ですが、しかし実際「とうしゅうする」と言っていないということは、次に国会質問等で慰安婦問題が出たときに、
「私は、河野談話を踏襲する、とは一言も言っていません! あんなものは腐臭がする、そう申し上げたはずですが」
と言ってもいいということなので、総理に置かれましては、ぜひ私のこの策をお使いいただきたい。
ともあれ、冗談抜きで河野談話は村山談話と並び、早晩見直さなくてはいけない悪の談話であることは間違いありません。事実ならまだしも、まったくの捏造の妄言中傷で、今後何十年 国家の行く末が縛られ続けるのか? こんな馬鹿な話はない。
(櫻木)