とうとう北朝鮮がパチンコミサイル2号を発射せんとしているちょうどその時、私は知り合いの6人の高僧と共に高野山に篭もり、ミサイル避けのための加持祈祷を三日三晩繰り返していたため、しばらく更新ができませんでしたが、祈祷の甲斐あってどうにかミサイルは日本列島をそれ、三陸沖に着水したとのことですが、皆様お変わりありませんか。桜木です。
さて、それにしても日本の領空をミサイルが通過するなどという敵対行為は、とうてい許されるものではない。ちょっと前だったら宣戦布告、日本以外の国だったら戦争になってもおかしくないくらいの挑発行為だろう。
しかし、日本は何もしない。
なぜか。
前例がないからだ。
日本ほど前例踏襲主義が貫かれている国も珍しい。それは国民性と言ってもいいだろう。平時においては、伝統を保守するために大いに役に立つこの特性は、こうした緊急事態には柔軟な対応を妨げる。
過去の人類の歴史の中で、これまでミサイルを領空に通過された国はない。だからこれまで飛来したミサイルを迎撃した国もなければ、ミサイル通過後に敵ミサイル基地を殲滅しようと考えた国もない。
しかし普通に考えてみれば、例えばこれは向かい側に済むキチガイの男が実弾の入ったピストルをこちらの方向に突きつけ、斜め上に威嚇射撃をしているようなものである。この状態で、警察を呼んだり、逃げたり撃ち返したり、何らかの行動をとらない方がおかしい。
国家関係の場合、自称世界の警察官のアメリカは関与しない(できない)し、国土は逃げようにも逃げられない。では撃ち返すしかないではないか。
あいにく(?)今回のミサイルは、日本の防衛システムやイチローの守備範囲の射程外を飛び越えていってしまったので、TMDシステムを披露することができなかった。試して外すよりは、最初から撃たない方が良かったかも知れないし、北朝鮮もミサイル輸出先にいい顔ができて面子も保てたので良かったかも知れない。
だが、これで終わらせていいはずはない。向かい側に拳銃を振り回しているキチガイの偽ヤクザがいるなら、その拳銃を奪い取るなり、殴り倒して無抵抗状態にするなり、こちらに危害を加えない状態にする必要がある。
それにしても、「誤報は問題。日本が先に撃っていたら先制攻撃になるところだった」とのたまったり、非難決議に反対したりする社民党は、本当に北朝鮮のお友達、というよりも本気で日本を敵と考えているのだなぁ、と薄ら寒い気持ちになった。(あと「先制攻撃」のくだりは本当に馬鹿なのだなぁ、と。飛んできてないものをどうやって迎撃しろと?
こんな党(社会党)に、連立政権とはいえ政権を任せたこと、首相にまでいただいていたことを考えると今更ながら恐怖を覚えるが、実際「村山談話」など、そのときの傷はまだ癒えていない。
福島みずほ氏「間違ってミサイル防衛で迎撃してたら、先制攻撃になりかねなかった」
社民党の福島瑞穂党首も取材に対し、「政府の大失態ではないか。間違ってミサイル防衛で迎撃していたら、先制攻撃にもなりかねなかった」と語り、原因究明と情報公開を要求した。
痛いニュース(ノ∀`):【北ミサイル】 福島みずほ氏「間違ってミサイル防衛で迎撃してたら、先制攻撃になりかねなかった」…野党、誤発表を一斉批判
ミサイル非難決議:社民、民主に強い不快感
社民党の福島瑞穂党首は8日の記者会見で、北朝鮮のミサイル発射に対する非難決議を巡り、民主党が与党案に賛成したことについて「民主党幹事長の発言が実現しなかったことについて事情を聴き、抗議したい。非常に残念だ」と述べ、強い不快感を示した。
ミサイル非難決議:社民、民主に強い不快感 – 毎日jp(毎日新聞)
(コメントやメールをくださる皆様、ありがとうございます。近いうちにお返事差し上げますので少々お待ちください)
(櫻木)
祈祷お疲れ様です。とりあえず落ちてこなくてよかった。
ところで毎日新聞についてですが、こんな本が出るそうですよ。
新書「中国経済がダメになる理由 石平x三橋貴明(PHP研究所)」
政治目的としての外需依存 – 新世紀のビッグブラザーへ blog
http://ameblo.jp/takaakimitsuhashi/entry-10239876143.html
今回の本で最も重要な点は、2008年にマスメディア業界を恐怖のどん底に叩き込んだ、「あの」事件について、克明に記載した(してやった)ことです。
そう、毎日変態新聞こと毎日新聞の「WaiWai事件」です。
当時、あの事件に関わっていた「一2チャンネラー」として、事件のポイントを書籍として永遠に残したいと以前から考えていました。
あの事件の概要やポイントについて一項を割き(題して「日本国民を敵に回して」)、事件について知らない人が「ショック」を受けるレベルに、ギリギリのラインで詳しく書き上げることができました。
いやあ、正直、出版社から没喰らうと思っていましたが、過激すぎる表現を除き、全て当初の目論見どおり書籍化することに成功しました。
もう一つ重要なポイントは、毎日変態新聞こと毎日新聞のメインユーザーであるお年寄りの皆様は、ネット情報は信じないかも知れませんが、書籍情報は信じる傾向が強いことです。
お年を召した方々から「ネット情報なんて!」と言われ、お困りの皆様、どうぞ本書籍を御活用ください。
第五章「日本マスメディアの黄昏」の中の「日本国民を敵に回して」及び続きの「ダブルスタンダード」。
この二項を読み、それでも毎日変態新聞こと毎日新聞の購読を続け、日本の新聞・テレビ業界に不信感を持たずにいられたら・・・・、いや、無理ですね。
(発売日: 2009/4/16)
なんかミスリードなエントリだなあ。わかっててやってるんだと思うけど。
何言っても左翼扱いだと思うからそのへんは特に指摘しないけどさ。(ノンポリなんだけどね)
>> 日本は何もしない。
>> なぜか。
>> 前例がないからだ。
国民の理解が得られないのと、現行法で許されていないためです。
>> 過去の人類の歴史の中で、これまでミサイルを領空に通過された国はない。
日本語間違ってるよね?
さておき、ここはもう少し調べようよとか思ったり。5秒で答えがわかるよ!
>> 北朝鮮もミサイル輸出先にいい顔ができて面子も保てた
北のロケットがどこから技術供与されてるとか考えたことあるん?
感想程度ならいいけどさ。いい加減なことを、もっともらしく言うなと。
>>ASTROさん
実害がなかったのはいいんですが…
なんか逆に慣れちゃってしまったのか、これでもまだ国内の危機感が足りないことに危機感を覚えますね。
>>kusukoさん
情報提供ありがとうございます。出版物としてしっかり記録に残してくれたのはありがたいですね!
>>匿名さん
当ブログは誰でもウェルカムですので、そういうレッテル貼りや排除はしない方針です。(ただし最初からけんか腰、無礼な口調の場合は削除する場合もあります。あなたの場合ギリギリ許容範囲です。)
「現行法で許されていない」のは当然ですが、それ(憲法含めて)に手をつけられないことも「何もしない」のうちです。
弾道ミサイルが領空を通過した事例ってあるんですか?5秒調べたけど分かりませんでした。教えてください。