国際関係

結局、陛下との特例会見は阻止できなかったわけですが、あのウイグル人虐殺指揮官である習近平とかいうオッサンの無様で無礼な様は、ニュースでちらりと見ただけでいまいましくうんざりしました。
畏れ多くも天皇陛下に拝謁の栄光に浴しながら、というか自分から会ってくださいと嘆願しておきながら、握手をして頭すら下げない! 何様のつもりでしょうか。オバマ米大統領が超人格者に思えてくる。

さて、読者の方からメールで教えていただいたんですが、この特例謁見の背景には、ある隠されたメッセージが存在した、とか。

謁見の時に陛下と習の間に飾られていた花は、中輪の黄色いバラで、花言葉は「不誠実、薄らぐ愛情、恥じ」などの意味があるようです。
「この、無礼者、と言った意味だろう」とミクシィで話題になっていました。

これ、あり得る話だと思います。ああいう場においては、それこそ家具調度品から水差しに至るまで、すべて計算と配慮がされ尽くしていますので、使う花にも必ず詳細な調査と検討がされているはずです。拝謁相手の地方花(県の花、国の花)だったり、花言葉だったりは、真っ先にリサーチされているでしょう。

そういった、綿密な計算の元にこの“中輪の黄色いバラ”が選ばれているはずですので、おそらくこの花言葉は中共と習近平に向けられたメッセージと取って間違いないでしょう。
ただし、もちろん陛下の大御心はそんなところに御座(おわ)しません。

民主党の横暴を腹に据えかねている外務省がセッティングしたものか、宮内庁の陛下をお守りする近習の差し金か。いずれにせよ、細かくて伝わりづらい仕掛けですが、陛下のご威光を傷つけずに、さりげなく中共のオッサンをバカにする、気の利いた皮肉ですね。対面を人一倍気にする支那人には、後から伝わっているかも知れません。
外交官の一挙手一投足から花瓶にまで気を抜けない、外交の最前線の舞台裏が見えるようで興味深いエピソードです。

(櫻木)