今年も行ってまいりました、靖国神社 光りの祭典『みたままつり』。最終日の16日は金曜日で、老若男女たくさんの人々が訪れていました。私はといえば、今年はデジタル一眼レフを買ったので、ちょうちん、雪洞など撮る気満々で出かけたのでした。(写真は全てクリックで拡大されます)
まずは入ってすぐ右のテントの店で腹ごしらえ&のどごし。いつもの鮎の塩焼きときゅうりでビールを引っ掛けつつ、写真がおいしそうに取れたのですでにご満悦の桜木。
ご神門の所には、立派な奉納七夕飾りが風にそよいでいました。
懸雪洞(かけぼんぼり)
お参りをして、護国祈願をした後は、お待ちかね。今年も靖國神社みたままつりの境内には、各界の名刺の揮毫による懸雪洞が飾られていました。
始めに目に付いたのはこちら。小泉元総理大臣による雪洞。 人間本来無一物。禅の言葉ですね。個人としては無一物でよくても、国を守る政治家たる身としては、そういう心境では務まらないんですが、まあ総理を辞めて気楽な身の上でこの境地に至ったと言うことかな。
毎度おなじみ、小林よしのり(よしりん)先生。今年のはどういうんだろう。当時の庶民のささやかな夢想…? ギャグなのか本気なのか判然とせずちょっと困惑しましたが、あるいはその両方なのでしょう。
渡部先生。これは、藤田東湖の漢詩『正気の歌』の一節ですね。
萬古天皇を仰ぐ。
皇風六合に洽く、
明徳大陽に侔し。
の部分です。(読み下し文)
万民が仰ぎ見るべき天皇の威徳は、さながら太陽のごとくあまねく天下に広がる、という。
そして毎年おなじみの皆さん。
この方の場合、テーマが特に靖国とは関係ないんですが、かわいらしくて印象的でした。あと音楽家なのに絵がうまい。
ここまで見たところで、残念ながら10時になって雪洞の撤去が始まってしまいました。いったん片付け始めると、あれよあれよというまにどんどんたたんで運び出されて、10分くらいすると何もなくなってしまいました。残念。白鵬が今年も「白鵬」の二文字だけしか書いていないのか、確かめたかったのに。
あと敬愛する李登輝先生の雪洞を是非とも見たかった。
ネトウヨにゅーす。 : 靖国神社「みたままつり」に、台湾・李登輝元総統がぼんぼり献納
献灯
外苑には、全国の遺族会や善男善女がささげた献灯が、光の壁となっています。
朱雀式もお世話になっている、ネットでおなじみの団体やサイトの名前も。あとは2ちゃん有志とかGreeコミュ有志なんてのも。
あとは祭りらしく、金魚すくい(飼育許可が下りなかったのでキャッチ&リリース)をし、お面を買って帰路につきました。そして、今年も、ああ、献灯を忘れていた。来年こそは、『朱雀式』の名前で献灯したいと思います。
(櫻木)