何としてでも亡国のTPPを推し進めたい民主党の野田総理が、交流会でこんな発言を。
首相がTPPに意欲 「ポールのいないビートルズはない」
野田佳彦首相は24日、有識者による「日本アカデメイア」が都内で開いた交流会で講演し、環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)参加問題について「日本がポール・マッカートニーなら米国はジョン・レノンだ。ポールのいないビートルズはありえない。この2人がきちんとハーモニーしなければいけない」と語り、強い意欲を示した。
さらに、「日本が(交渉の)ルール作りに関わることがプラスになるという点を押さえながら協議していく」と述べた。
首相がTPPに意欲 「ポールのいないビートルズはない」 産経新聞 3月24日(土)23時31分配信 “
ちょっと何を言っているのかよく分かりませんが、こうした知性も意味も欠落した比喩ってなんの意味があるんでしょうね?
なぜTPPがビートルズなのかもわからないし、日米がポールとジョンである理由も全くない。
これは、野田首相が論理的に説明、国民を説得することを放棄しているわけですが、逆に言うと、日本がTPPに参加することについて、論理的に説明できるメリットは全くないということの証左でもあります。
だって、TPP参加が日本にとって本当にいいことなら、こんな意味不明の例え話を持ってこなくても、淡々と説明してくれればそれで伝わりますからね。
もはや「交渉に参加」を表明してしまっているので後戻りはできないのかもしれませんが、今こそ国民をあげてTPP反対の声を上げていくべき時だと思います。
(櫻木)