コラム

いよいよカンヌで、松ちゃんこと松本人志監督の映画『大日本人』が公開されましたが、対照的な報道を見つけました。

松ちゃんカンヌで“洗礼”「監督の才能ないのでは」

 第60回カンヌ国際映画祭の新人監督賞にあたるカメラ・ドール候補に上がっている松本人志監督(43)の映画「大日本人」に、現地の一部から厳しい声も聞こえてきた。
 初日は、拍手喝采の中幕を閉じたが、全員が絶賛したわけではなかった。フランス人雑誌編集者は、「アイデアは良いが、編集がうまく行っていないような気がする。監督としての才能がないのではないか」と辛辣。
夕刊フジ – 松ちゃんカンヌで“洗礼”「監督の才能ないのでは」

松っちゃん映画 海外配給オファー続々

 たけしならぬ北野武監督に「リスペクトしているからこそ、“勝ちたい”」宣言した「ダウンタウン」の松本人志(43)の初監督作品「大日本人」(6月2日公開)には、19日(現地時間)の「監督週間」での公式上映以後、海外から十数件の配給オファーが届いていることが分かった。20日夕の海外メディア向けの会見にも約100人の記者が参加した。(デイリースポーツ – 松っちゃん映画 海外配給オファー続々

うーん。こればっかりは実際に見てみないと、何ともいえませんねぇ。僕は愛国者なので、海外で日本の一流人が活躍してくれれば無条件で嬉しいし、テーマがある意味真正面から「日本的」なのも喜ばしい。尊敬するエッセイストでもある松ちゃんの処女作ということで、この時点ですでに僕の中では半分以上賞賛する意思が固まっています。

(櫻木)