時事問題

本日8月6日。原爆で亡くなった方々に、心より哀悼の意をささげます。

さてクイズです。

国際法により核兵器廃絶のため誠実に努力する義務を負う日本国政府は、世界に誇るべき平和憲法をあるがままに遵守し、米国の時代遅れで誤った政策にははっきり「ノー」と言うべきです。

このアジテーションは、いつの時代の、どこの国のどんな人の発言か分かりますか。答えは、本日平成19年8月6日の、広島市長の『平和宣言』。完全にイカれてます。


本日8月6日は、あの忌まわしい原子力爆弾が日本に落とされ、無辜の民が一瞬にして蒸発し、あるいは死病に冒され苦しみぬいて死ぬという人類史上まれに見る戦争犯罪、ホロコーストに唯一匹敵する「人道に対する罪」が平然と犯された日です。

米国に二度とこのような過ちを犯させぬよう、日本は努めて武を磨き、兵を練り、もって外交的地位を向上させ、いつの日か米国に正義の裁きを下すことを国民が静かに心に誓う、それが「原爆の日」を記念する本当の意味です。

そういう意味で、いまだに原爆の罪を認めず、エノラ・ゲイを誇らしく展示したりしているような米国の謝ったポリシーにはノーを突きつけるべきではあります。

がしかし、はるか太平洋をへだてた軍事同盟国である米国よりも、海峡をひとつ隔てた半島にいる気狂いの独裁敵性国家が核兵器を入手しているという現実は、この偏向市長は一体どのようにとらえているのでしょうか。その向こうにあるシナ大陸では、軍事費が19年連続で2桁の伸びを示していると言う、史上空前、狂気の軍事独裁帝国が、日本にミサイルの照準をピタリと合わせているという現実に、気づいていないのでしょうか。

そんな敵国に「ノー」を言わず、同盟国に真っ先に「ノー」というのは、一体どういうことでしょう。

この人物の経歴を見てみると、旧社会党時代は「北朝鮮による拉致は日本のでっち上げ」と主張し、平和式典では毎年米国批判をし、2003年の8月6日には、金正日に招待状を送るような人物でした。すると答えは簡単、つまりこの人物は、日本がアメリカと手を切って、シナないし朝鮮に占領され、共産主義国家として新生することを今でも本気で夢想しているのでしょう。

広島市民は、まず何よりも先に、この3選している市長に今度こそ「ノー」を言うべきです。

(櫻木)