時事問題

日本サッカー協会「岡ちゃんお願い!!ギョーザ食べて!!」~日中友好とギョーザ復権のため

 ギョーザ中毒事件が混迷を深める中で、日本サッカー協会の幹部は7日、中国・重慶で開催される
東アジア選手権(17日開幕)で、日中友好と“ギョーザ復権”のため、日本代表の岡田武史監督(51)を担ぎ出すプランを明かした。

 大会期間中には重慶で東アジア連盟主催のパーティーが開催される。その席上で「岡田監督の
了承が得られれば、ギョーザを食べてもらいたい。日中友好のための大会で(悪者になっている)
ギョーザのイメージアップにもなるのでは」と語った。

【毒ギョーザ/サッカー】 日本サッカー協会「岡ちゃんお願い!!ギョーザ食べて!!」~日中友好とギョーザ復権のため

こういう、「問題のあった食べ物を食べる」式のパフォーマンスにどんな意味があるんでしょうか。「あの人が食べてるなら安心カモ…!」そんな風に考えるおめでたい人がそんなに多いとは思えないんですが。

こうした、情緒のみに訴える非合理的なパフォーマンスは、憶測ですが諸外国にはあまりなさそうな気がします。「日本風」の悪い部分かもしれません。

そして、別に「ギョーザが悪者」になったわけではなく、あくまでも危険な中国製食品に国民がNO!を突きつけているだけで、それが解決していないのに、いくら「ギョーザのイメージアップ」に努めたって無駄でしょう。

ギョーザが食べたい人は、安全な材料を使って自分で作るでしょう。このおっさんのように。(つんく♂、ギョーザを作る

それにしても、中国の支持ならともかく、この無茶なパフォーマンスアイデアは日本側の発案。ここまでして『日中友好』とやらに血道を上げる日本サッカー協会の背後にはいったいどんな事情があるんでしょうかね。

(櫻木)