プログラミング

■PHPが嫌われる本当の理由。

それは、PHPの普及は既存のプログラマーの価値を目減りさせるからです。

言語機能の貧弱さだとかなんとかの批判は単なるお題目です。
PHPを批判している人の多くは、自分の価値が下がることを嫌がって言っているに過ぎないし、
さらに言えば、自分が今まで学んできた小難しい理屈の価値が減ずることを恐れているんです。

しかし、彼らの言うことに耳を傾ける必要は、全くありません。
PHPは簡単で、わかりやすいものです。
そして、それは良いことです。

PHPが嫌われる本当の理由。

それが真の理由だ!と言い切るまでは行かないにしても、これはその一要素として確実にあると思う。そういう雰囲気を感じたことも確かにあるし、何しろPHPは「ちょっとしたこと」がちょっとの労力でできてしまう。

他の言語なら、「ちょっとしたこと」を実現するにも色々なハードルがあったけど、通常のWEBサイトの場合、PHPならHTMLにプラスアルファでちょこちょこっと書くだけで、とりあえず必要な機能が実装できてしまうケースが多い。

そういった部分に、本職プログラマーが危機感を覚えるのは当然のことかもしれない。

だが、こういう「簡単だよ!」理論によってロジックとかコードとかがHTMLソース中に渾然一体となったファイルを、後から修正したりメンテナンスしたりする労力を考えると、プログラマーが恐怖を覚えるのも当然の話だろう。

(櫻木)