長野での灯火リレーのスタート地点とされていた善光寺が、それを辞退することを決定したそうです。「チベット仏教の弾圧、チベット人の虐殺について、日本仏教として何もしないのか」との批判の声に後押しされる結果のようで、善光寺への批判・抗議の電話は1日に100本を超えたそうです。
善光寺の若麻績信昭(わかおみしんしょう)寺務総長は、理由について「文化財や信者の安全の問題と、チベット問題を考慮した」と説明した。
(「善光寺辞退で「衝撃」 長野聖火リレースタート地点変更」事件です‐事件ニュース:イザ!)
海外では、善光寺が善行寺と間違って伝わっていて、Good Job寺と訳されてるとか何とか言う話もありますが、これはまさに日本仏教のグッジョブといえるのではないでしょうか。(グッ。)
地元商店街の人が残念がるのは、まあ百歩譲って理解できなくもないような気がしないと断言できなくもないんですが、次のような反応は全くの筋違い、勘違いもはなはだしい。
「善光寺からのスタートを楽しみにしていたのに。政治と宗教が絡んだ結果で不幸なことになった」
「平和の象徴を応援したかった」
「他国で騒動が相次いでおり、仕方ないのかも。平和にできるのが一番だったのに」と肩を落とした。
(「「がっかり」「ほっとした」善光寺スタート地点辞退に思い複雑」政治も‐地方自治ニュース:イザ!)
あれが聖火? 平和の象徴? 政治と宗教が絡んで不幸? 笑止千万である。
詳しくは次のエントリーで!
(櫻木)
「英断」海を渡る!
この4月18日に、長野灯火リレーの出発地点「辞退」を表明した善光寺の英断が海外では大きく報じられているようだ。紆余曲折が多少あったとはいえ、勇気ある決断が、同寺のみならず、日本への好感を持った記事として配信されている。