時事問題

皆さんの祈り通じた!! 日本は当面の危険を脱した模様です桜木です皆さんこんばんわ。理屈じゃない。かねてより、中共が要請していた、皇族の御訪中がめでたく回避された。

巷には黄砂と毒ガスが渦巻き、チベットでは虐殺が行なわれ、政府は海底資源を盗掘し、国民に反日洗脳を行ない、人民軍は日本に100基以上ものミサイルを向けている独裁国家。そんな国に一国のロイヤルファミリーが行幸するというのは、奴隷外交の極地とも言える。

中国が北京五輪開会式に、天皇、皇后両陛下をはじめとする皇族方の出席を要請していた問題で、日本政府は1日、この要請を受諾しない方針を固めた。中国製ギョーザ中毒事件や膠着(こうちゃく)状態の東シナ海のガス田共同開発問題に加え、チベット騒乱など不安定要因が多く、時期尚早と判断した。開会式への出席では欧州各国に参加を辞退する動きがある。日本政府から開会式に誰を派遣するかは「全くの白紙状態だ」(外務省幹部)という。

環境から不適切で、皇太子殿下に万が一のことがあってはならない、というのもさることながら、政治的にもきわめて不適切かつ重大な意味を持つ。

かつて、中共は「天安門事件」で、民主化を求める学生等の、自国の無辜の民を戦車で蹂躙し、銃撃し、大虐殺を繰り広げたことがあった。計らずも中共が「革命は銃口より生まれる」式の前近代的な危険国家であることを内外にアピールしたこの事件に、当然世界は厳しい目を向けた。

世界の不良債権

まさに中国共産党国家は、戦乱の20世紀がたまたま生み出してしまった、負債国家に他ならない。北朝鮮と並び、自国民には弾圧を、世界には悪意を垂れ流し続ける、今世紀中に世界が克服すべき課題だ。

しかし、あろうことかそこへ日本が、天皇陛下のご訪問という大事件を起こしてしまった。これによって世界は「あ、もう中国はOKな国なのね?」と勘違いしてしまい、中共は日本を傘下におさめたものと増長してしまい、今に至る。

大陸内の諸民族を侵略している虐殺国家である事実を糊塗し、国威発揚を計るためにオリンピックを政治利用している中共は、さながら前世紀のナチス・ドイツの悪質な劣化コピーのようである。

そんなジェノサイド五輪に積極的に賛成する勢力は、何年か後には、今日におけるナチスシンパのような扱いを受けることだろう。そんなものに日本の天皇家が利用されるようなことがないのはせめてもの救いだろう。

チベットのおかげ?

報道によると「元々消極的だった」とのことだが、どうだろう。

この問題には、宮内庁と外務省はもともと消極的で「2月のギョーザ事件以前から、皇族方にはご出席を要請しない方向だった。国際的に注目されるチベット騒乱が起きた今はなおさらだ」(政府関係者)としている。

では海底資源問題やギョウザ問題が無かったらどうだったのか。チベット族の蜂起もなく、中共がお家芸の「偽装」を続けたままで五輪に漕ぎつけていたとしたら、どうなっていたことか分からない。日露戦争時におけるポーランド民衆の反露運動のように、日本が間接的に被った恩恵は計り知れない。

今はただ、チベットに一刻も早い平和と独立が訪れること、北京オリンピックが頓挫すること、中国共産党政権が崩壊することを祈るのみである。

次は胡錦涛の来朝中止、天皇陛下への謁見阻止だ。

(櫻木)