時事問題

8日の話ですけど、早稲田の学生もがんばってくれましたね。

講演会場となった大隈講堂の周辺には、学生ら約200人がチベットの旗などを持って集まった。誰かが発したアジテーションに呼応して「フリーチベット!!」の大合唱が起こる。取り囲む警察官との小競り合いも起きたが、けが人が出るほどのトラブルはなかった模様だ。
胡錦涛来訪で早稲田が騒然

早稲田“騒乱”写真図鑑 – OhmyNews:オーマイニュース

中共外務省は「「一部の動きで、中日関係や友好発展の潮流を阻むことはできない」」なんて強がってますが、胡錦濤が一部の人にしか歓迎されていないのは最早誰の目にも明らかで、第三国にもそのように報道が伝わってくれることを祈ります。
でも、テレビのニュースでは、胡錦濤が講演で「日本のODAに感謝」とか言って、早稲田の学生に拍手をされている映像が使われてしまうわけです。
ところがこれ、「講演は極秘に決定」されて、「前席を固めるのは胡錦濤がつれてきた中国共産主義青年団」という、大捏造講演だったことが、ほかならぬ早稲田の教授によって告発されてしまっています。

一般に、外国の賓客が来学し、講演を行うときは、事前に教職員に対して参加を募る案内が届く。限られた範囲の人々を集めるような講演会でも、関連科目の担当教員には招待状が来る。学生の参加を募ることもある。しかし、今回は、講演会があることすら伏せられ、前日になっても公式ホームページに情報提供は一切ない。(略)

大隈講堂に入れる早大生は、1998年11月の江沢民主席来学時のような、一般公募の学生たち(その個人情報の扱いをめぐって訴訟にまで発展したところの)ではなく、40人前後の「身元の確かな」中国留学経験者だけである。(略)

そして、明日、大隈講堂の一階前よりの座席を埋め尽くすのは、胡錦濤主席と一緒に来日した中国共産主義青年団の精鋭200人とみられている。昨日、軽井沢で静養した彼らは、元気いっぱいで「警護任務」につく。胡錦濤氏はこの青年団の出身で、1984年にその第一書記(最高指導者)に登りつめた人物である。中国共産党のエリート養成機関であり、まさに彼らは胡錦濤氏の「親衛隊」といってよいだろう。この親衛隊があたかも学生の聴衆のように拍手を送る。明日の夕方のニュース映像には、早大生が拍手しているように映るのだろうが、中国製の「サクラ」である。

このように、 早大の教職員も学生もあずかり知らないところで、「早稲田大学は、胡錦濤主席を歓迎する」という行事がとりおこなわれる。これは相当な疑問符である。
今週の「直言」 胡錦濤主席の早大訪問歓迎せず(5月8日)

「そんな茶番、自分の国でやってろよ」と言いたくもなりますが、天安門事件のときと同様、自由主義諸国から一斉に白眼視されている現在、「日本で平和的に歓迎されている図」というのがどうしても欲しいわけです。

それに大して、教授や学生が精一杯抗議の声を上げているのに、マスゴミがこれを捏造し、偏向して報道する。警察は相変わらず福田亡国政権の指示の元、反対運動をシャットアウトしています。(早稲田大学大隈講堂付近はチベット旗で埋め尽くされた。しかし警官隊によって全部排除された。 – 株式日記と経済展望
そして何を考えているのか「日中友好」の空疎な呪文を唱えながら、中華捏造報道を後押しし続ける売国首相の支持率が、未だに20%を超えてしまうのがこの国の現状です。

福田康夫首相は7日の日中共同記者会見で、「偏見や誤った報道があれば、両国の国民の
 理解、信頼につながらない可能性がある」と述べ、メディアに対する異例の注文を行った。
福田首相、異例のメディア注文…「偏見ある報道、日中の信頼を損なう」 働くモノニュース : 人生VIP職人ブログwww

ふざけてるのか?

(櫻木)