国際関係

盗人猛々しいと言うか何と言うか、北朝鮮のスポークスマンがこんな声明を発表した。

6カ国で日本を「相手にせず」=北朝鮮

【ソウル6日時事】朝鮮中央放送などによると、北朝鮮外務省スポークスマンは6日、北京で8日から開催される北朝鮮の核問題をめぐる6カ国協議首席代表会合と関連して、日本が義務の履行を拒否していると非難、「われわれは日本を参加国として認めず、相手にもしないだろう」と表明した。ラヂオプレス(RP)が伝えた。
スポークスマンは6カ国以外の国が見返り支援に参加する意向を示しているとして、「日本がなくても、(6カ国協議の)合意の履行が可能となっている」と強調。「6カ国協議に参加する何の名分も資格も持っておらず、逆に共同の目標の実現を阻害するだけだ」と日本を強くけん制した。(了)
(2008/12/06-16:20)
時事ドットコム:6カ国で日本を「相手にせず」=北朝鮮

いやー、よくぞ言ってくれた。これで日本も無駄な米を消費したりしなくてすむわけですね。
北朝鮮に脅し取られているような金があったら、そのぶんを国防にまわしましょう。

由来、国際関係は武力と利(軍事力と経済的利益)によってのみ動いてきたわけで、このどちらか片方が欠けても対等以上の取引ができるわけがないんです。

頭がお花畑の九条教の人たちは、何やらお題目を唱えれば相手を折伏できると思っているようですが、そんな話は古今東西類例がない。今の日本流のように、武力がないのに利だけで相手を釣ろうとすれば、さんざんに翻弄された末に金だけ取られて終わるのが関の山でしょう。

どちらか片方しか取れないとしたら、経済力より軍事力を取ったほうがまだマシですね。それは今の日本と北朝鮮の力関係を見れば一目瞭然ではないですか。

(櫻木)