教育問題

「近隣諸国条項」。この「現在の不平等条約」をこのまま放置するならば、日本は亡国への道まっしぐらです。

日本の教科書は国定教科書ではなく、複数の民間業者が作成したものを国が一定の基準を設けて検定し、その中から選ぶ仕組みになっています。これはそもそも、戦前の国家中心主義教育に対する反省として、教科書が「右寄り」になりすぎず、中立的なものになるように制定された制度ではないでしょうか。

ところが、戦後の出版、教育界に戻ってきたマルクス・レーニン教の隠れ共産主義者は、教科書の記述をどんどん真っ赤に書き換えていったので、「左寄り」になりすぎないようにチェックしなければならなくなりました。

そんな中、1982年に「侵略書き換え虚報事件」が起こります。これは、「高等学校用の日本史教科書に、中国華北への『侵略』という表記を『進出』という表記に文部省の検定で書き直させられた」という情報をもとに、朝日新聞を中心とするメディアが激しく政府を糾弾しつつ、中国・韓国に「ご注進」して、国際問題に発展させたものです。その後、実際はその教科書はもともと『進出』だったことが分かりましたが、すでに火をつけてしまった朝日新聞は知らん顔です。

その結果、教科書検定に際して、

「近隣のアジア諸国との間の近現代の歴史的事象の扱いに国際理解と国際協調の見地から必要な配慮がされていること。」

という意味不明な条項が付け加えられ、日本の子供たちが使う教科書の内容は、中韓が自由に書き換えられることになりました。「近隣アジア諸国」とか言ったって、インドネシアやインドや台湾のことなんてちっとも考慮されていません。要するに中韓鮮、反日3国家のことです。
以降、南京大虐殺事件や「従軍」慰安婦、沖縄「集団自決」など、歴史教科書の偏向度合いはますます加速しています。

教育というのは、あらゆる産業に優越する、国家の最重要課題です。それを他国がどうこうしようというのは、明らかな内政干渉ですが、この条項はそれを自分から求めているんだから世話ないです。

民族を民族たらしめているものは伝統です。歴史を喪失した国家は滅びます。この「近隣諸国条項」を撤廃しなければ、日本の未来はシナの属国になり、聖徳太子以来日本が努力して守り続けてきた自立自存の歴史はなくなってしまうことでしょう。

そこで、このパブリックコメントが重要なのです。

「義務教育諸学校教科用図書検定基準案について」
意見公募締切 平成21年1月24日(土)

送信先 : pckentei@mext.go.jp
文部科学省初等中等教育局教科書課企画係 御中
「義務教育諸学校教科用図書検定基準案について」
氏名/性別/年齢/職業/住所/電話番号/私の意見・要望

義務教育諸学校教科用図書検定基準案について
件名 義務教育諸学校教科用図書検定基準案について
宛先 pckentei@mext.go.jp
文部科学省初等中等教育局教科書課企画係 御中

氏名/桜木裕一郎
性別/男
年齢/34
職業/会社員
住所/東京都港区xx-xxxx
電話番号/03-xxxx-xxxx

私の意見・要望;
近隣諸国条項を撤廃してください。
自虐的な変更歴史教育を改めなければ、未来の日本の若者はますます無気力にな
り、社会問題が深刻化します。
我が国の誇りある歴史を教え、日本人が誇りの持てる教科書になるようにしてく
ださい。

例文

◆例(学習指導要領との整合性)公共の精神、愛国心などを疎かにし、教育基本法の精神を反映していない偏向教科書、家族解体を促す教科書は不合格とされるよう、厳格な検定審査の実施を求めます。
◆例(自国の歴史の尊重)自虐的な歴史記述や近隣諸国条項を改善し、中国・韓国等の歴史認識に基づく教科書記述を改め、我が国の立場に立ち誇りの持てる教科書とすることを望みます。
◆例(自国の歴史の尊重)我が国と郷土の現状と歴史について正しい理解に導くため、外国の主張を無批判に載せるのではなく、我が国の立場や歴史的背景を踏まえた教科書の内容としてください。
◆例(誇張資料の是正)教科書検定において、出所不明の真偽が定かでない写真や、諸説あって根拠がない誇張された数字など不確かな史料、統計の使用をすみやかに是正してください。

締め切りが今日まで、フォームがないのでメールで送らないといけない、1メールにつき1意見、など数々の制約がありますが、なるべくご協力いただきたいのです。前回、教育基本法の改正で「国を愛する」などの条項が加えられたのも、6000件を超えるパブリックコメントが集まったからだと聞きます。

(櫻木)