コラム

遅ればせながら、侍ジャパンこと野球日本代表チーム、世界野球大会WBC優勝おめでとうございます!
普段格闘技以外のスポーツをあまり見ない僕ですが、スポーツファンである前に愛国者なので、やはり日の丸を背負った試合になると俄然盛り上がりますね。

なんと言っても、千両役者はイチローです。
イチローしかり長島の天覧試合ホームランしかり、やはり本当のヒーローはここぞというときに決めることができるんですね。

YouTube – 2009.3.24 WBC決勝 10回表 イチロー、値千金の決勝タイムリー

YouTube – 2009 WBC 決勝 侍ジャパン連覇の瞬間!!!

そしてこの笑顔。「あざっす!」

イチローインタビュー

イチロー「いやー野球の神が降りてきましたね。
ここで打ったら…これは日本からの目がすごいことになってると、打席に立ちながら想像してて。
でもそういうときって普通は出ないんですけど、壁を越えましたね。」

アナ「グラウンドを回るときの気持ちは?」
イチロー「いやー、気持ちよかった。ほとんどイキかけましたね! …スイマセン!」

アナ「球場に沢山の日の丸が見えます」
イチロー「日本の皆さん、球場に来てくださった皆さんも日本からの視線も、全ての方に感謝したいです。ありがとうございました。」

試合中はあれだけクールな顔して、一転してお茶目なイチロー。最高だぜ。

イチローは傾き者

イチロー「ほぼイきかけました」:ハムスター速報 2ろぐ
ここで、「最後のバッターボックスに立った時のイチローの股間がふくらんでいる」という指摘があり、静止画やスローでよく見てみると…。どうも…本当に盛り上がっているように見える…。
しかしこれはこれで良いじゃないですか。というよりこれは本当にすごいことなんですよ。

男子なら分かると思いますが、普通は緊張する場面、プレッシャーがかかったり恐怖を感じる場面になると、男子のモノは寒いときと同様、縮こまるものなのです。100人いたら100人がそうです。しかし千人、1万人いると、中にはイチローのような傑物が現れるのです。

戦国時代の傾き者、前田慶次を主人公にした『花の慶次』(原作:一夢庵風流記)の中に、こんなシーンがあります。

戦場で、慶次の戦友の山上道及が、全身に深手を負って運ばれてくる。傷口に泥が入ってしまっていて、手当てが出来ない。このままでは破傷風で命を落とす危険性があるが、あいにく水がない。
「道及よ、悪いが水がない。俺の小便で洗ってもいいかや。」
「措け。いかなお主でもこんな時に小便が出るか」
道及は、この期に及んで慶次に恥をかかせたくなかった。
通常、戦闘前はしきりに尿意を催しても、いざはじまるとピタリと止まって小便など一滴も出るものではない。
ところが慶次の巨大なイチモツは、縮こまるどころかごしごし擦ると大きくなり、滝のような小便がほとばしり、道及は一名をとりとめたのだった。

そうりゃぁ~

そうりゃぁ~

WBCの関ヶ原、最終決戦で「日本からの期待に応えてヒーローになる」ことを想像して滾っているイチロー。
この圧倒的な雄度!
まさにジャパンの侍、前田慶次のような傾きぶりです。

YouTube – WBC 侍ジャパン シャンパンファイト

(櫻木)