民主党政権

COP15に出席した鳩山首相は、世界一厳しい目標を日本に課した上で、世界一巨額の途上国バラマキをブチあげ、それでいて主張はまったく聞いてもらえず、手ぶらで帰国した。あまりに馬鹿馬鹿しくて意味が分からないが、残念ながら本当のことだ。

世界で最も厳しい温室効果ガス削減目標と、巨額な途上国支援「鳩山イニシアチブ」を掲げてCOP15に臨んだ鳩山由紀夫首相。だが、米国が主導した「コペンハーゲン協定」には、日本の主張はほとんど盛り込めず、米国との連携にも疑問符が付いた。日本は、自ら打ち出した「資金拠出」という財政支援だけを背負って、コペンハーゲンを去ることになった。

 鳩山首相が「機上の人」になった後、米国、中国、インドなど6カ国首脳が取りまとめたコペンハーゲン協定が判明、交渉が動き出す。日本が“間合い”を取りかねた中国など途上国を巻き込む形で協定案をまとめたのは、オバマ米大統領。緩やかながら、各国をつなぎ止める枠組みを作ったことは間違いない。

交渉前進に向けて首相が急いだのは、途上国への資金支援「鳩山イニシアチブ」の積み増しだ。規模は当初の約90億ドルから約150億ドル(1兆7500億円相当)に膨らみ、税収減が深刻な日本にとっては決して軽くない数字だ。

【COP15】存在感薄く、米との連携にも疑問符、鳩山首相 (1/3ページ) – MSN産経ニュース

ため息しか出てこない。本当に、馬鹿じゃなかろうか。いや、馬鹿なのだろう。前回の「25%宣言」で喝采を浴びたのだって、それでまた日本から金をむしり取れる(どうせ達成不能な数字なので、「排出権取引」になる)から喜ばれただけだろう。

そして今回、「事業仕分け」と称して色々と必要なところも含めてガリガリと予算を削って、国民がデフレと不況であえぐ中、自分が「鳩山イニチアチブ」とか言っていい格好をしたいというだけの理由で150億ドル…。しかもそれだけ大枚をはたいても、特にイニシアティブを取れたわけでもなく、鳩山がいなくなった後にオバマが話をまとめています。全く鳩山の自己満足以外の効果がなかった。
おそらく、オバマ大統領が「アイツ早く帰んねーかなー」と、鳩山首相がいなくなるのをわざと待っていたであろうことは想像に難くありませんが、それもしょうがないでしょう。だってまるで本当に宇宙人かというくらい、普段から話がぜんぜん通じないんだもの。

それにしても150億ドル。1兆7500億円、ですよ。サマージャンボ宝くじ、1等が5833回分です。それが死に金でパァ。事業仕分けで浮いた金なんて完全に吹っ飛んでます。150億ドルのオナニー。ふざけるなと。頼むからママにもらった小遣いで払ってくれ。そんな海外にばらまく無駄金があったら、国内の景気対策をなんとかしろ。

鉄道会社の社長になって資産を溜める、パーティーゲームの傑作『桃鉄』で、貧乏神というキャラクターがいる。ビリになった社長にとりついて、行く先々で金を浪費する疫病神だ。ポッポの虚ろな痴呆面を見る度に、この貧乏神が思い出されて仕方ない。本人は「鳩山イニシアチブ!」とかぬかして売国オナニーに一生懸命だが、世間では鳩山不況と言われ始めている。

貧乏神

貧乏神

ボンビ~~!事業仕分けで900億円浮いたのねん。だから海外に1兆7500億円バラまいてきたのねん!日本の会社は倒産しちゃうけど、途上国から感謝されてラッキ~!

鳩山首相は日本の貧乏神である。一刻も早い退陣を。

(櫻木)